受験校最終決定!併願校はこう選べ!<難易度編>

いよいよ試験本番が近づいてきた。第一志望の勉強に追い込みをかける前に、併願校の出願先を決めて、受験の準備を万全にしておこう。今回は併願校の選び方について、受験校の「難易度」から考える方法を紹介しよう。

併願校は「難易度」「入試科目」「入試日程」から決めろ!

併願校を決めるときに考慮したいのが、「難易度」「入試科目」「入試日程」の3つ。どれか1つの観点に偏ることなく、すべてのポイントをしっかり押さえておこう。

ただし、何よりも優先したいのは、「進学することになったときに、納得できるかどうか」だ。学ぶ内容に興味を持てそうか、必ず調べよう。

併願校決定3つのポイント!

1.難易度
2.入試科目
3.入試日程

「安全校」「実力相応校」「挑戦校」を難易度別に、バランスよく選ぼう

模試の結果や偏差値を参考に、「安全校」「実力相応校」「挑戦校」をそれぞれ数校ずつ選ぶのが、最もベーシックな併願校の選び方だ。安全校は模試の判定がA~B、実力相応校はB~C、挑戦校はC以下の大学。異なる難易度の大学を受験することで、合格を手にする可能性が高まる。

ポイントは、あくまでバランスよく選ぶこと。挑戦校しか受けないと、すべての受験が終わるまでハラハラし続けないといけないし、安全校だけでは、それはそれで気が緩む。1月以降、受験が進んでいくなかでの緊張感にかかわってくるので、慎重に考えよう。

国公立大志望なら「スライド先」も確保しておこう

国公立大を志望している人は、大学入学共通テスト本番で目標点を大きく下回ってしまった場合、出願先を変える可能性が出てくる。うまくいかなかったときのことを考えて、前期日程・後期日程の出願パターンを複数考えておくと、出願直前に焦らなくて済むぞ。

出題傾向も考慮すると、現実的な併願校選択ができる!

併願校をリストアップしたら、出題傾向も調べておこう。志望校と出題傾向が似ているなら対策の手間は減るし、全く異なるようなら、併願校用に特別な対策をしなければならない。結果的に、入試に向けて対策する勉強量に差が出てくるため、出題傾向が異なる大学を受験するハードルは高くなるのだ。例えば、第一志望校では課されないキミの苦手な英作文が、併願校では出題されるかもしれない。実力相応校だとしても、「なんだか問題の相性が悪そうだな…」と感じたら、併願先に含めるかどうか再考した方がいいだろう。

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