安心積み立て 今、やるべき受験先取り貯金 〜英語・数学・国語編〜

実は、高1・高2生の夏休みは最も受験準備に最適な時期。1日の中で自由に使える時間が多いから、まとめて文法を覚えたり、苦手分野を総復習したりと、好きなだけ時間を注ぐことができる。受験生になってたくさんのノルマを抱えて焦らないように、今から受験に向けて少しずつ先取り貯金をしておこう!

【英語編】文法の総復習をして受験貯金

英語はとにかく毎日触れること、を挙げている先輩が多かった。時間のある夏休みを使って、繰り返し英文を読むことで、英語に対する苦手意識が薄くなるかもしれない。苦手分野をノートにまとめておくことで、この時期から受験勉強にもつながる復習ノートをつくっておこう!

先輩の勉強法

夏の決め手は文法!

夏休みには、英文法の総復習がオススメ!2学期からの授業の理解度が格段に上がるし、定期テストや模試もおもしろいくらい点数がアップします。それに、夏休みくらい長い期間がないと文法事項を復習することはできません。1日5個程度でいいので、繰り返して覚えるようにしましょう。覚えられなかった文法は、マーカーで印をつけるなどして、繰り返し復習できるようにしておけば、どんどん定着していきます。
高1・高2生のうちに文法を固めておかないと、受験勉強のときエライことになりますよ。

【数学編】課題から苦手分野を特定!

高1・高2生のうちに苦手分野が克服できていれば、受験勉強へもスムーズに移行していける。また、克服までできていなくても、苦手分野の洗い出しさえできていれば、効率的に基礎固めができ、受験勉強でもライバルに差をつけることができる!

先輩の勉強法

受験を見据えて苦手分野を洗い出す

夏休みには、高1・高2生で習った総まとめが課題として出題されました。ただ単に答えを写しても意味がない、どうせなら受験勉強の役に立つような勉強をしようと気持ちを受験モードに切り替えて課題に取り組みました。そのために、下記の2点を意識しました。

1.苦手分野を洗い出すこと
問題を解くときには、並行して4段階の問題に仕分けをしました。
  1. ◎:解き方がわかった
  2. ◯:少し悩んだがわかった
  3. △:解説を読んだらわかった
  4. ×:全くわからなかった

2.後で復習できる状態にすること
「△・×」の問題を復習ノートに転記して、後で復習できるようにしました。
問題を解いてみてわからなくても、簡単に解説を読まずに、自分なりに問題にチャレンジしてみてください。そこで考えたプロセスは、定期テストや受験にも間違いなく結びつく知識になると思います。

【国語編】古文で差をつけるには有効な夏!

古文や漢文は、時間のある夏休みに文法や単語を覚えておこうという声が多かった。古文や漢文は受験生になると、なかなか時間を割いて勉強できないもの。夏休みの時間のあるうちに、基礎固めをしておこう。

先輩の勉強法

百人一首で古文が得意に

古文がさっぱり理解できなかった私は、百人一首を暗記するために、一首ずつ地道に品詞分解し、係り結びなどの法則をチェックしました。長期休暇で毎日古文に体当たりしたことで、一気に古文の感覚が身につき、勉強しようという意欲がわいて、結果、得意科目になりました。古文が全然わからないという場合には、長文の前に短歌から親しんでみませんか?

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