枯れ木も山のにぎわいって…?間違えがちな「日本語」クイズ

今回は、意味を勘違いしやすい3つの言葉をクイズ形式で紹介!間違ったまま覚えていて、学校生活や親戚の集まりなどで恥をかかないように、正しい言葉の使い方を覚えておこう!キミは何問正解できるかな?

ポジティブ?ネガティブ?どっちの意味?

次の言葉の意味を表す文章として、正しいものを選びなさい。

枯れ木も山のにぎわい



1.つまらないものでもないよりはましだ

2.人が集まるとにぎやかになる

答え:1
言葉のイメージからなんとなく2を選んでしまいがちだけれど、正解は1。「枯れ木でも山の風情の足しにはなる。何もないよりはマシだ」という状況を例えた言葉だよ。

パーティなどたくさん人が集まる場所で「枯れ木も山のにぎわいだね」なんて言ってしまうと、とても失礼!意味を正しく覚えておこう。

「無用」ってどんな意味?

次の言葉の意味を表す文章として、正しいものを選びなさい。

天地無用



1.荷物の上下を気にしなくていい

2.荷物の上下を逆さにしてはいけない

答え:2
宅配便の包装に書かれていたり、シールが貼られていたりしたのを見たことはないかな?荷物の上下を逆にして運ぶなという、注意書きの1つなんだ。ここでは、「無用」を「心配無用」の意味の「必要ない」「気にしなくていい」ととらえてしまうと、意味が逆になってしまうよ。「天地無用」の「無用」は「してはいけない」の意味なので、よく覚えておこう。

忙しい?動き回っている?正解は…

次の言葉の意味を表す文章として、正しいものを選びなさい。

おおわらわ

1.とても忙しく焦っている様子
2.力の限り動き回る様子

答え:2
「おおわらわ」とは、戦場で戦う武者の様子が由来の言葉だ。

昔は成人すると、髪を結うのが普通だった。戦場で激しく戦っていると、そのうち髪がほどけてバラバラになってしまう。この様子がまるで髪を結っていない子ども(童)のように見えたことから「おおわらわ(大童=大きな子ども)」と呼ぶようになり、転じて一生懸命な姿を言うようになったんだ。

3問中、何問正解できたかな?全然わからなかった人は、もっと自分の語い力を気にした方がいいかもしれない。「日本語なんて毎日使っているから大丈夫!」と思った人は、特に注意。普段の何気ない会話で、言葉の意味を勘違いして使っていたら恥ずかしいよね。それに、語い力はテストや入試の成績にも影響してくるんだ。日頃から言葉の意味に注意しておこう。

関連リンク

おすすめ記事