併願校決定や出願での落とし穴とは?入試直前期「あるある」失敗体験談

受験生にとっては、併願校決定、出願の準備、受験会場の下見と、勉強以外にもやっておくべきことが山積み。今回は、そんなバタバタした入試の直前期にありがちな失敗やトラブルについて、先輩の体験談を紹介する。同じ失敗をしないように気をつけよう!

先輩の体験記

気晴らしのつもりだったのに…


勉強の気晴らしをしようと、仲のいい友達とスイーツビュッフェに行きました。とても楽しかったのですが、つい食べ過ぎたのか、夜におなかが痛くなってしまい…。救急車を呼ぶ大騒ぎとなり、病院に搬送されました。診断結果はただの胃炎。それでも1週間は勉強が手につかず、散々な目にあったなと思いました。

気晴らしだからといって、はしゃぎすぎるのはNG。体調を崩してしまうと、大事な対策期間が減ってしまうよ。節度を守って、ほどほどにしておこう。

先輩の体験記

危うく併願校がなくなるところだった


第一志望はかなりの挑戦校。その大学の対策に頭がいっぱいで、併願校をどこにするか考えるのを忘れていました。学校の先生から「そろそろ出願しないとまずいんじゃないの?」と言われ、思い出したように準備へ。先生が候補になりそうな地元の大学を薦めてくれましたが、出願締め切りの直前になっていたので、大慌てで願書の請求と記入、発送を済ませました。なんとか間に合ったからよかったものの、もう少し併願校のことも気にかけておくべきでした。

これは、学校の先生が親切だったから、地元の大学だったから間に合った、あくまでラッキーなケース。まだ併願校が決まっていない人、出願日がわかっていない人は今すぐ調べよう。

先輩の体験記

願書を一気に書き上げようとしたら…


受験校の願書をまとめて書こうとしたところ、数が多くて大変で、最後の数枚を書く頃には集中力が切れていました。結果、できあがった願書は誤字・脱字だらけ。願書はボールペンで書くものですから、基本的に修正できません。結局願書をもう一度取り寄せ、書き直す羽目になりました。

訂正方法が出願書類に記載されていることもあるが、失敗しないに越したことはない。勉強の合間をぬって、1枚ずつ記入を進めよう。

先輩の体験記

下見で体力が尽きてしまった


受験の前日、ホテルに着いてから試験会場の下見に行きました。大きなキャンパスだと知ってはいましたが、実際に訪れてみると想像よりずっと広い! どれだけ歩いても正門が見つからず、キャンパス内で迷子になってしまいました…。その日は下見だけで疲れてしまい、ホテルに帰ってから勉強できませんでした。当日は迷わなくてすみましたが、下見の時から地図やスマホを活用して、無駄な体力を使わないようにすべきでした。

前日だからこそ、体力と気力に余裕を残しておくべきだ。先輩のアドバイス通り、下見の準備にも少し時間を取るようにしよう。

今回紹介した体験談とは別に、受験当日のトラブル・ハプニングについて紹介した体験談も別の記事「ひとごとだと思わないで!受験当日の失敗・ハプニング体験集」で紹介している。出願などの準備が終わり次第、そちらの記事もチェックするとより安心できるはずだ。

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