宇都宮大学/卒業後の進路
多角的な視点から地域の課題解決に取り組める国家公務員になりたい

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか

中学生の頃に、母から「公務員に向いていそう」と言われたことがきっかけで、将来の選択肢の一つとして考えていました。大学で地域課題についてさまざまな視点から学び、実際に地域と関わってきた経験から、直接地域課題の解決に携わることができる公務員をめざすことを決めました。
コミュニティデザイン学科には公務員志望の学生が多くいたので、悩みを共有したり、互いに励まし合ったりしながら勉強をすることができました。情報共有も簡単にできるので、公務員をめざしやすい環境だったと思います。また、講義でも実際に地域と関わる機会があり、大学生活を通して公務員になるための力を身に付けることができました。
キャリア選択のポイント
国家公務員は地域との関わりが少ないというイメージを抱いており、大学で地域について学んだ経験を生かしたいという想いがあったことから、就職活動を始めた頃は志望していませんでした。しかし、説明会に参加した際に、関東経済産業局は国家としての広い視点を持ちつつも、実際に地域の企業などに赴き、現場の声を聞くことができるという話を聞いたことが決め手となり、国家公務員を志望しました。さらに、説明会や実際の面接で職場の雰囲気のよさや風通しのよさを感じたことも就職先に選んだ決め手の一つです。
今後の夢・目標
就職先の関東経済産業局では、地域における産業人材・雇用対策が行われています。近年、日本では高齢化に伴い、人材不足や高齢者の孤独などの社会課題が生まれています。私は、大学の演習で地域活動に参加した際、高齢者の知識の豊富さや力強さを実感しました。この経験から、「高齢者の活躍」に着目して人材・雇用対策に携わりたいと考えています。また、働いていく中でさまざまな部署に配属されると思うので、それぞれの部署での経験を生かし、より多角的な視点から課題解決に取り組める職員になりたいです。