名寄市立大学/保健福祉学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
栄養学科(40名)
看護学科(50名)
社会福祉学科(50名)
社会保育学科(50名)
所在地
1~4年:北海道
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
保健福祉学部の偏差値を見るプロフィール
●カリキュラムの2本柱「専門教育科目」「教養教育科目」
●少人数教育に重点を置く
●地域社会との連携拠点「コミュニティケア教育研究センター」
地域社会と連携して、多様でかけがえのない「ひと」を対象とする保健・医療・福祉・保育分野の専門職を養成。
【学生数】
780名(2023年5月現在)
【専任教員数】
81名(2023年5月現在)
栄養学科
【講義・学問分野】
公衆衛生学、食品学、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理 ほか
看護学科
【講義・学問分野】
人体機能、臨床診断治療学、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学 ほか
社会福祉学科
【講義・学問分野】
社会福祉原論、社会保障論、福祉環境論、障害者福祉論、生涯学習論、臨床心理学、家族社会学、公衆衛生学、栄養学 ほか
社会保育学科
【講義・学問分野】
保育原理、教育原理、発達心理学、家庭支援論、乳児保育、病児・病後児保育、障がい児保育 ほか
入学者・卒業者数
入学者数
195人- 女子生徒数
- 175人
- 男子生徒数
- 20人
卒業者数
189人- 就職者数
- 180人
- 進学者数
- 7人
学部の特色
カリキュラムの2本柱「専門教育科目」「教養教育科目」
「ひと」への支援サービスに優れた能力を備えた人材の育成……この目標を達成するために、各学科のカリキュラムは「専門教育科目」「教養教育科目」の2つで構成されています。さらに保健・医療・福祉・保育の連携と協働に関する理解を深めるため、「専門教育科目」の中に「連携教育科目」「学部共通科目」を設定しています。
各専門領域の教育に加えて、保健・医療・福祉・保育の各領域を幅広く理解し、「パートナーシップ」を発揮できる人材を育成するために、学科の枠組みを越えて学ぶ科目も設定しています。学科間で学習の場を共同することにより相互理解を深め、保健・医療・福祉・保育の「連携と協働」に対する意識と素養を早い段階から育むことをめざしています。
少人数教育に重点を置く
「基礎演習」「専門基礎演習」
5~10人程度をグループとし、学科混成(基礎演習)と学科単位(専門基礎演習)でメンバーを構成することにより、さまざまな教員や学生との交流機会を増やし、丁寧な個別対応と早期からの学修支援体制を構築しています。
基本的なリテラシーや、学科の専門性に応じたレポート作成技術など、担当教員が学生一人ひとりをサポートします。
地域社会との連携拠点「コミュニティケア教育研究センター」
保健・医療・福祉・保育分野の職業人を志す学生は、「地域社会」と交流し体験的に学ぶことによって、自らを成長させていくと考えます。
地域住民の生活の中でケアを学ぶ「コミュニティケア教育研究センター」
本学の理念の一つである社会連携・社会貢献の基盤を整備・充実するとともに、
教育・実践・研究の橋渡しにより、本学の教育活動のさらなる充実を支えます。
○地域課題に関する研究、先駆的事業の実践、継続教育・生涯教育などにより地域の「ケア力」を向上させます。
○地域との連家基盤の整備・充実により、地域社会の教育的活用の発展を図ります。
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学べること
栄養学科
医療・福祉を「食」で支える栄養のスペシャリストに
栄養学科が求めているのは、「人びとの健康と生活の質の向上に貢献し、栄養管理および栄養教育ができる専門家を目指す学生」です。医療機関・行政機関・福祉施設、教育機関などの第一線で活躍できる、医療の世界で専門性を強く発揮できる管理栄養士の養成をめざします。
【専門教育カリキュラム】
●専門基礎分野
人体・食物・健康の相互関係や、健康のための社会・環境のあり方を総合的に理解します。
●専門分野
栄養学を体系的に理解し、栄養による生活習慣病の予防、病態やライフステージに沿った栄養管理を習得します。
これらの知識・技術をもとに臨地実習、総合演習、卒業研究では、専門性・実践性を高めていきます。
【授業・講義】
給食経営管理論実習 I〈2年次後期〉
病院、学校、福祉施設などで食事を提供するための給食運営の一連の流れを学びます。学内の学生や教職員を対象とする約100食の食事提供実習では、献立の作成をはじめ、設備・人員・予算・時間などさまざまな条件の中で安全な食事を提供するための具体的な方法を習得します。
管理栄養士、栄養士、調理員など多数の人が関わる実際の給食施設と同様に、学生は毎回異なる役割を分担しながら実習に取り組み、協働の重要性を理解するとともに、コミュニケーション能力も養います。
看護学科
確かな根拠と温かい心で「ひと」と地域を支える看護職に
看護学科が求めているのは、「看護のあり方を幅広い視野で探究するとともに、地域社会への関心をもち、自ら学びを深める姿勢をもつ学生」です。医療機関や行政機関など保健・医療・福祉の第一線で活躍する看護職の養成をめざします。
【専門教育カリキュラム】
●専門基礎分野
大きく3つのテーマに区分し、「看護」を多面的に理解するための科目群です。
・身体のしくみ/人体機能学や臨床治療学など「専門分野」で学ぶうえで欠かせない基礎となる科目が配置されています。
・人間と健康/人間の健康を身体的、精神的、社会的な広い立場から理解するための科目群です。
・人間の健康と社会生活/保健・医療・福祉を支える社会システムの理解と、それら職業に関わる職種の相互理解に資する科目が設定されています。
●専門分野
「基礎看護学」「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」という看護の基礎と看護実践を人間のライフステージに沿って学びます。
さらに、「臨地実習」と「統合科目」が配置されています。
・臨地実習/道北地域の病院、施設、地域社会をフィールドにして、対象に応じた援助的人間関係を基礎に看護の実践を学びます。
・統合科目/「公衆衛生看護学」「在宅看護論」などにより、看護に関わる諸事象への問題意識を高め、より深く学び考える力を身に付けます。
【授業・講義】
成人看護活動論 I〈2年次後期〉
成人期、特に周手術期・急性期と呼ばれる生命・生活の危機段階にある患者・家族の理解と、問題解決のための看護展開、具体的な看護援助方法を学びます。
講義は手術前~手術中~手術後の看護を軸に展開され、救急看護、重症集中ケアについても触れ、臨床で生きる知識を修得。演習では、シミュレーターや実際の医療機器を活用しながら、実際の看護場面を疑似体験します。特に心肺蘇生の演習においては、患者の急変時や、いざというときに自分で判断し、適切に対応できる看護職の養成をめざしています。
社会福祉学科
一人ひとりと向き合って支援ができる福祉の専門職に
社会福祉学科が求めているのは、「社会福祉を基盤とし、生活・健康・教育などについて幅広く学び、一人ひとりを大切にして対人援助ができることを目指す学生」です。対象となる人々への共感を胸に、積極的な姿勢で一人ひとりを支援する専門職の養成をめざします。
【専門教育カリキュラム】
●専門基礎分野
社会福祉を学ぶ者として必須の基本的な知識などを学ぶ科目です。現代社会における社会福祉および社会保障の理念や意義、役割などの基本を学びます。
●専門分野
社会福祉学の専門領域を学ぶ土台となる科目群です。高齢者福祉、障害者福祉など「対象別分野」の学習に加え、現場実習では実践方法・技術を習得します。
【授業・講義】
ソーシャルワーク現場実習指導 II〈3年次通年〉
2年次までに学んだソーシャルワークの理念・知識・技術などを実習で生かすための準備を行います。少人数クラスにより、個別指導に重点を置いて一人ひとりの実践力を高めていくことを大切にしています。
実習の意義や目的を理解したうえで課題計画を立て、総合的な知識を持って実習に臨めるよう手厚くサポートし、実践力の高いソーシャルワーカーの養成をめざしています。
社会保育学科
子どもと共に未来をひらく保育者に
社会保育学科が求めているのは、「子どもをとりまく社会や環境を広く見据えた保育のあり方を探求し、課題解決に向けて積極的・自発的に学ぶ姿勢を持つ学生」です。広い社会的視野を持ち、指導的立場に立つことができる保育の専門家の育成をめざします。
【専門教科カリキュラム】
●専門基礎分野
専門教育の基礎となる科目群です。保健医療福祉に共通する課題を理解する「子どもの健康」、保育をさまざまな社会的視点から捉える「社会保育の理念」に区分されています。
●専門分野
保育の専門領域を理論的・実践的に学ぶための科目群です。「社会保育」「保育の基礎理論」「保育の対象理解」「保育の内容と方法」「保育の教材研究」「障がい児の保育・教育」「保育の実践」「専門研究」の8つの領域を学びます。
これらを学び、保育の専門家として、子どもの理解を深めるとともに、子どもとその養育者を取り巻く社会の動向を把握。諸機関と連携しながら、必要な支援を構築する能力や支援方法の技術を身に付けた人材を育成します。
【授業・講義】
地域をフィールドとした実践的な演習
「社会保育論演習」「家庭支援実践演習」「保育指導論演習」「地域との協働I・II・III」
保育所、幼稚園、子育て支援センター、学童保育所など、地域をフィールドとして、実際に子供や保護者などと関わる中で、それぞれの角度から実践的に保育を学びます。
「地域との協働I・II・III」は他学科との混成で行われ、他職種との連携を学びます。
アドミッションポリシー
保健福祉学部
「ケアの未来をひらき、小さくてもきらりと光る大学を目指す」を理念とする名寄市立大学保健福祉学部は、「保健・医療・福祉・保育関係の職に携わる職業人としての適性と自主自立の気概を有し、社会に貢献し、自己の目標実現に向けて努力する学生」を受け入れます。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
北海道名寄市西4条北8-1
教務課広報入試係
(01654)2-4194(代)