あきたけんりつ

秋田県立大学

公立大学 秋田県

秋田県立大学/システム科学技術学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

機械工学科(60名)
知能メカトロニクス学科(60名)
情報工学科(40名)
建築環境システム学科(40名)
経営システム工学科(40名)

所在地

1~4年:秋田

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「システム思考」による幅広い視野を持ち、創造力豊かな人材を育てる
●少人数のグループを構成し研究を実施
●より高度で専門的なエンジニアをめざして、システム科学技術研究科(大学院)に進む

機械工学科、知能メカトロニクス学科、情報工学科、建築環境システム学科、経営システム工学科の5学科で構成される学部で「ものづくり」に必要な広い範囲の知識と深い見識を備えた「システム思考」を伸ばします。

【キャンパス】

本荘キャンパス

【学生数】

1003名(2023年4月1日現在)

【専任教員数】

86名(2023年4月1日現在)

【大学院】

システム科学技術研究科

機械工学科

【講義・学問分野】

材料力学、機械材料学、知能材料学、熱力学、流体力学、機械力学、計測工学、エネルギシステム工学、輸送機械工学、制御工学、設計製図など

知能メカトロニクス学科

【講義・学問分野】

電気回路学、電子回路学、電磁気学、機械要素学、機械設計工学、センサ工学、波動伝送工学、流体工学、ロボット工学、電子デバイス工学、生産システム工学など

情報工学科

【講義・学問分野】

音響工学、画像信号処理、感性情報工学、論理回路学、情報システム学、情報ネットワーク工学、モバイルネットワーク工学、情報通信工学、人工知能、シミュレーション工学など

建築環境システム学科

【講義・学問分野】

構造力学、構造解析学、建築材料基礎、建築環境基礎論、都市計画、建築設計、建築CAD演習、室内気候計画、鉄筋コンクリート構造など

経営システム工学科

【講義・学問分野】

財務管理、経営法務、経済学、環境システム工学、マーケティング、経営情報システム論、数理統計、リスクマネジメント、起業入門など

入学者・卒業者数

入学者数

251人
男女比
女子生徒数
35
男子生徒数
216
地元占有率
地元出身学生数
91
入学者総数
251

卒業者数

244人
就職者・進学者数内訳
就職者数
160
進学者数
78

学部の特色

「システム思考」による幅広い視野を持ち、創造力豊かな人材を育てる

IoTの発達やビックデータの活用などにより、社会を含めたいろいろなシステムをより効率的に最適に設計・活用することが可能になってきました。その時に必要になるのが、個々の専門分野だけではなく、関係する知識や技術を有機的に結び付け、地域社会とも連携しながら仲間とプロジェクトを進めていく「システム思考」と行動力です。
システム科学技術学部では最新の学習機器や研究設備を用意し、基礎的なサイエンスから最先端のテクノロジーまでをバランスよく学ぶことができます。多彩な教員の指導と教育プログラムにより、地域社会ともかかわりを持ちながら「システム思考」を身に付け、活用するための教育を行っています。

少人数のグループを構成し研究を実施

本学は、学科単位で講座制をとり、分野ごとに少人数の研究グループを構成し、研究室単位で研究テーマを設定し、教員と学生同士が連携し合い研究に取り組んでいます。
グループ内の教員と学生がミーティングを行い、複数の教員によって学生一人ひとりの研究を吟味し、より多面的な視点や着想を得て研究を深化させています。

【各学科の講座】
●機械工学科
材料構造工学講座:応用材料力学研究グループ、先端材料研究グループ
熱・流体工学講座:熱流体研究グループ、流体科学フロンティア研究グループ
設計生産工学講座:応用機械設計研究グループ、先端加工研究グループ
●知能メカトロニクス学科
先進ロボットシステム講座:ロボティクス研究グループ、創造機械工学研究グループ
電気電子応用講座:制御システム研究グループ、電気システム研究グループ
材料物性・デバイス工学講座:先進物性デバイス研究グループ
●情報工学科
情報システム創成学講座:情報システム研究グループ、知能システム研究グループ
実世界情報学講座:メディア情報処理研究グループ
●建築環境システム学科
構造学講座:建築構造学研究グループ
材料学講座:建築材料学研究グループ
環境学講座:環境計画学研究グループ
計画学講座:都市・建築計画学研究グループ
●経営システム工学科
戦略プランニング講座:経営企画研究グループ、先端ビジネスマネジメント研究グループ
数理アナリシス講座:計画数理研究グループ
持続可能マネジメント講座:社会環境シミュレーション研究グループ、環境マネジメント研究グループ

より高度で専門的なエンジニアをめざして、システム科学技術研究科(大学院)に進む

システム科学技術研究科は、高度な教育研究を行うため、総合システム工学専攻、共同サステナブル工学専攻からなる博士前期課程と、それらを包括的に発展させた総合システム科学専攻の博士後期課程を設けています。システム思考を身に付け、創造力と統合力に秀でた次世代を担う高度エンジニアの養成を目標に掲げ、充実した研究設備を整えるとともに、国内外の学会等での発表も積極的に支援します。また、開かれた大学として地域の研究機関・企業等と連携を密にしていることも特色で、本荘由利産学振興財団による学生の研究活動や海外への派遣支援もあります。

学べること

機械工学科

地球資源・エネルギーの有効活用による、人と環境に優しい高度機械システム

地球資源・エネルギーの有効活用による、人と環境に優しい高度機械システムに関する教育と研究を行います。教育では、機械工学の基礎をなす材料力学、熱力学、流体力学、機械力学を重視し、ものづくりに必要な知識と技術を修得するための授業を行います。また、プロジェクト型授業などを導入し、“機械屋"としてのセンス・実践力を養います。エネルギーシステム、輸送機械、生産システムを対象に社会での機械と人間の役割・責任分担を理解し、システム思考によって個々の専門分野の有機的結合を行います。そして、問題発見・解決型実践的学習を通して、地域の社会基盤を支える実践的技術者の育成を行います。

知能メカトロニクス学科

機械工学と電子工学の融合による応用制御システム

産業を支える技術者の実践的教育や制御を基幹技術とする機械・電子・通信などの分野を融合した応用システムに関する教育と研究を行います。
機械工学と電気電子工学および制御工学を中心とした専門科目や、システム思考に基づいてこれらの技術を組み合わせたメカトロニクスに関する科目について、プロジェクト型実習を中心として少人数教育を実施し、産業分野で応用できる問題発見・解決力を備えた人材を育てることを目標にしています。さらに,メカトロニクスに関する技術を体系的に修得できる学習を履修モデルとして提示し、国際化に対応できるコミュニケーション能力を育成します。

情報工学科

多種多様で膨大な情報を活用して、知的な人間支援を創出

現在、私たちの身の回りにあるスマートフォン、家電製品、自動車などには多くのコンピュータや情報機器が組み込まれ、高度な情報技術が活用されています。本学科では、情報工学を基盤とし、現実世界の多種多様で大量な情報を活用して、人を援ける賢い情報システムを創出できることを目的とした教育と研究を行います。
標準的な情報工学の学問を基礎に、IoT(モノのインターネット)、AI (人工知能)、データサイエンス、実世界情報処理に重点を置いたカリキュラムを組んでいます。また、農業・生活支援・健康・交通・エネルギーなどの分野において、社会の幅広いニーズを満たす情報システムを設計・開発・運用できる実践的な人材の育成に力を入れます。

建築環境システム学科

住宅から都市環境まで「人間生活の場」の総合デザインを追求

「建築学」は、多方面の知識・経験・感性などを総動員して「あらゆる分野を統合する工学芸術」である点が際立った特長となっています。ひとつの住宅設計でも、統合すべき対象は、地域・都市としての空間・環境、あるいは地球環境のスケールまで及ぶ場合もあります。優れた建築空間を実現するためには、建築をシステムとして捉え、幅広い視点で総合的に学び、研究しなければなりません。
本学科では、木質構造など地域特性に富んだカリキュラムや、即戦力が求められる社会のニーズに応えるための3次元CAD・BIM教育などに加え、新しい時代に対応した総合的な建築教育と研究開発に取り組んでいます。

経営システム工学科

鳥瞰的視野と数理的かつ工学的な経営で地域発のイノベーションを実現

<”経営”が学べる、”データサイエンス”が学べる、”SDGs” が学べる>
社会の持続的発展につながるイノベーションには、個人や企業と、それを取り巻く自然環境および社会経済環境との間の相互作用についての理解、すなわち鳥瞰的視野からの外部環境の理解が必要不可欠です。本学科は、このような理解の上に”経営”、”データサイエンス”、”SDGs”の基に数理的な手法を用いた経営工学を基礎とするイノベーションをめざし、それを実行できる人材の養成を目的とした教育を行います。このような人材は、モノやサービスすなわち有形無形の価値を創造するさまざまな集団における意思決定とその実行において、中心的な役割を担うことが期待されます。

アドミッションポリシー

システム科学技術学部 入学者受入れの方針

システム科学技術学部では、各教育課程における専門技術とそれらに関連する知識を修得し、システム思考※注)により、時代の変化に応じた問題解決能力とものづくりの場への適用が可能な人材の育成を目指している。そのため、以下の資質をもつ人材を受け入れる。
1.高等学校等で修得すべき基礎学力を身につけていること
2.明確な目標とその実現のための意欲と思考力を身につけていること
3.旺盛な知的好奇心をもっていること
4.必要なコミュニケーション能力を身につけていること

※注)システム思考とは、分野ごとに高度に専門化・細分化してきたこれまでの工学に欠けていた「統合」の観点を取り入れて、専門技術の合理的調和を図る考え方をいう。

各学科の求める学生像

各学科では、大学および学部の「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」で示した資質に加え、次のような資質をもつ人を求めている。

機械工学科
1.機械工学を理解するのに必要な数学と物理学の基礎学力を有する人
2.ものづくりに興味を持ち、仲間と協力して問題解決に取り組める人

知能メカトロニクス学科
1.数学と物理学の基礎学力を有し、ものづくりに興味のある人
2.メカトロニクスの専門知識を学ぶ意欲があり、仲間と協力できる人

情報工学科
1.数学と物理学の基礎学力を有し、自ら好奇心をもって新しいことに取り組める人
2.情報工学に関心をもち、新しい技術やシステムを創造して社会に貢献する熱意を有する人
3.自分の意見を明確に表現し、仲間と協力して問題解決に取り組める人

建築環境システム学科
1.基礎学力と科学に関する総合的な基礎知識を有する人
2.建築、都市、環境に関する知的好奇心にあふれ、積極的に目標に向かって努力できる人

経営システム工学科
1.経営工学を理解するのに必要な数学および科学全般の基礎学力を有する人
2.社会環境に関する広い視野を身につけ、社会に貢献する意欲を有する人
3.リーダーにふさわしい想像力、積極性、協調性を有する人

問い合わせ先

【住所・電話番号】


●本荘キャンパス
秋田県由利本荘市土谷字海老ノ口84-4
アドミッションチーム(本荘キャンパス)
(0184)27-2100

【URL】

https://www.akita-pu.ac.jp/gakubu/sys/

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