三条市立大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
技術・経営工学科(80名)
所在地
1~4年:新潟
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●実学主義を徹底したカリキュラム編成が自慢。大学のキャンパスから「燕三条」というフィールドに飛び出して、論理や技術を実践して自分のものにする
●「燕三条」に立地するメリットを最大限に生かしたカリキュラム。イノベーションの歴史に学び、本物を作り続けるプロフェッショナリズムに学ぶ
●株式会社スノーピークの代表取締役社長が登壇する、特別な寄附講座「イノベーションを創出するビジネスリーダー養成講座(IBLD)」
工学知識と技術、創造力、マネジメント能力を備えた「創造性豊かなテクノロジスト」の素地を身に付けることができるよう、特色ある教育を行います。
【学生数】
242名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
21名(2023年4月1日現在)
技術・経営工学科
【講義・学問分野】
材料工学概論、加工学概論、力学、プログラミング演習、設計製図演習、メカトロニクス演習、経営学、技術マネジメント論、プロトタイピング演習、商品企画プロジェクト演習、実用プログラミング演習、工学実験 など
入学者・卒業者数
入学者数
93人- 女子生徒数
- 9人
- 男子生徒数
- 84人
- 地元出身学生数
- 43人
- 入学者総数
- 93人
学部の特色
実学主義を徹底したカリキュラム編成が自慢。大学のキャンパスから「燕三条」というフィールドに飛び出して、論理や技術を実践して自分のものにする
さまざまなバックグラウンドを持つ教授陣の講義は楽しいけれど、座学だけではよくわからない……。そのままでは学びを自分のものにはできないので、本学では「肌感覚でわかるほど、腑に落ちている」という学びの完成度をめざします。学内ではプロジェクト演習というProject-Based-Learning(PBL)の手法を取り入れ、学生から自発的に意見を引き出し、自分の意見と周囲の意見をすり合わせることを学びます。また、地域の企業で実施される産学連携実習は、Experience-Based-Learning(EBL)という体験学習の手法でもあります。知識を実社会で繰り返し使ってみることで、机上の論理でない自分の経験として身に付けます。そうして得た学びは、簡単には忘れることができません。
「燕三条」に立地するメリットを最大限に生かしたカリキュラム。イノベーションの歴史に学び、本物を作り続けるプロフェッショナリズムに学ぶ
「燕三条」が世界でも有数なものづくりの聖地として知られているのは、決して偶然ではありません。困難に負けず何度も立ち上がり、工夫に工夫を重ね、イノベーションを起こし続けて生き残ってきた歴史があります。そしてこの地にはたくさんの生き証人がいます。本学の必修カリキュラムにはまず1年次に「燕三条リテラシ」という、イノベーションの歴史を生き証人に学ぶという授業があります。代々受け継がれてきた家業の歴史とその美学を、現在の跡継ぎである企業人に講師として語っていただく……。そこでまず学生は、燕三条という地域の持つ歴史の価値を学びます。
その後に続く2年次の産学連携実習Iや、3年次の産学連携実習IIでは、地域が育んできた誇りに敬意を払い、謙虚な気持ちでプロフェッショナリズムを学びます。いつの時代も「人」から「人」に伝わるメッセージが一番心に残るものだと、本学は考えています。
株式会社スノーピークの代表取締役社長が登壇する、特別な寄附講座「イノベーションを創出するビジネスリーダー養成講座(IBLD)」
アウトドアのプレミアムブランドとしてグローバルでも評価の高い株式会社スノーピークは、燕三条に本社を構える企業です。本学の産学連携実習提携先企業でもあります。この特別な寄附講座はスノーピークの代表取締役会長兼社長執行役員である山井太氏が、本学の理念と活動に賛同くださったことから発足しました。IBLDに選抜された学生にはスノーピークフェローシップから給付型奨学金が付与されます。特別客員教授として山井氏が登壇されるだけでなく、シャハリアル学長やさまざまなトップビジネスマンを講師として迎え、社会にイノベーションを起こせる起業家となるべく2年間を通して取り組みます。
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学べること
技術・経営工学科
ものづくりへの情熱があふれる「燕三条」で、次を生み出す「新時代」の学びを
ものづくりのベースとなる機械工学を軸に、材料工学、電気・電子工学、情報・制御工学など、幅広い工学分野の理論を学びます。人、物、資金、情報などのマネジメントを多角的に学び、アイデアの実現可能性を高める力を身に付け、イノベーションを市場に実装できる力を養います。
企業経験豊富な講師陣による講義で、市場ニーズに基づきものが売れるしくみや、技術や資源のマネジメントなどに関する理論を学びます。
アイデアのビジネスとしての実現可能性を検証できるよう、企業や組織、お金、情報のマネジメントとマーケティングに焦点を当て、経営の基礎からアントレプレナーシップまで学ぶことができます。
【授業・講義】
プロトタイピング演習/マーケティング論
【プロトタイピング演習】
プロトタイピングは、デザイン、コンセプト、機能を具現化し検証する手法です。この演習では、実際の開発と同様の手法による構想設計およびデザインレビュー、制作、評価検証およびフィードバックなどの一連の流れをグループで実習するほか、最適なプロトタイピングツールの活用手法を修得します。
【マーケティング論】
マーケティングの基礎であるマーケティング・ミックス(4P:プレイス・プロダクト・プライス・プロモーション)、STP戦略(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)を中心に、リアルビジネスでも活用されているフレームワークや理論を理解する(=情報を知恵にできる)ことを目標としています。ケーススタディ、PCを使った個人ワーク、プレゼンテーションなど、学生と講師、学生同士の双方向で行う講義です。
また、マーケティングに携わるビジネスパーソンをゲストに招くので、より実践的にマーケティングを理解できます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
新潟県三条市上須頃5002-5
入試担当
(0256)47-5121