富山県立大学/卒業後の進路
「薬都とやま」に根差し、人の元気と、地域の元気を支えたい

卒業後の進路:キョーリン製薬グループ工場株式会社
工学部 医薬品工学科 4年
三島伸元さん
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
幼い頃の私は体が弱く、よく薬に助けられていました。こうした経験から、病気で苦しむ人に「薬」を届ける仕事に就きたいと考え、製薬業界への就職を見据えて医薬品工学科に進学しました。就活はエントリーシートの書き方や面接の受け答えの仕方など何ひとつ知らないところからのスタートでしたが、キャリアセンターの皆さんに丁寧に指導していただいたことで安心して取り組むことができ、地元富山の製薬会社への内定につながりました。
キャリア選択のポイント
医薬品工学科の研究室は少人数で先生との距離が近く、きめ細かなサポートを受けることができます。私自身、「失敗したらその原因を考えてもう一度挑戦する」という、当たり前ではありますが大切な姿勢を身に付けることができたと感じています。こうした環境で学べたことが、夢を叶える原動力になりました。私は研究に没頭してタイミングを逃してしまいましたが、後輩には複数の企業でインターンシップを行うこともお勧めします。
今後の夢・目標
富山は歴史ある「薬都」として全国的に知られています。近年富山では、若い世代の県外流出が問題になっていますが、私がこの地に根ざして働くことで、生まれ育った富山に少しでも貢献したいという思いがあります。
また就職先の製薬会社は、試験水準が非常に厳しかったり、試験室の清潔が徹底されていたりと、品質と安全性を守るためのあらゆる対策が施されています。人に誇れる環境で責任感を持って仕事に励みたいと思っています。