公立小松大学/卒業後の進路

大学入学時から漠然と公務員になりたいと考えていましたが、特にどこの官公庁で働きたいという志望はありませんでした。さまざまな官公庁を訪問させていただく中で、大阪税関を訪れた際、職員の方々のチームワークのよさや、日本を守るという強い使命感、誇りをもって仕事に尽力されている姿をみて、自分もその一員になりたいと思い、志望しました。
また、税関は一つの組織でありながら、多様な業務があり、研修制度も充実しているので、多くのことに挑戦し、成長し続けることができる環境も魅力的に感じました。

大学在学中は、台湾への留学に参加でき、語学力の向上はもちろん、積極的に挑戦する姿勢が身に付いたと実感しています。また、ゼミ内での討論を通して多角的に物事を見る力が養われました。
3年次に公務員になるにはどのように勉強したらよいか悩んでいたところ、キャリアサポートセンターの方にオンライン講座を紹介していただき、本格的に公務員試験に向けた勉強を始めることができました。面接練習も何度も対応いただき、無事、本番の面接に臨めました。

現在は、関西空港から出入国する旅客の手荷物検査等を行う旅具通関部門を総括する仕事に従事していますが、まだまだ税関行政に携わる知識が不足していると痛感しています。業務研修や経験豊富な先輩方のサポートを受けながら、さまざまな分野に挑戦し、自分に合った職場を見つけ、専門性を高めていきたいです。
また、大学在学中に習得した中国語の学習も継続させ、業務に生かしたいと考えています。