静岡文化芸術大学/学部・学科
学べること

文化の新たな地平を切り拓く力を身に付ける「文化政策学部」

現在につながる歴史の深みと、世界的な社会の広がりを踏まえた視点から、多角的に文化及び芸術を認識し、豊かな感受性と、文化の創造・発展に必要な知識を身につけ、国際的な視野を持って新たな時代を切り拓く人材を育成しています。
文化政策学部は、人々が「豊か」だと感じる社会の実現を目指し、いきいきとした社会生活を送るための理念や政策を見つけ出していく力を持つ人材を輩出することで、社会に貢献していきます。「文化政策とは何か」を理解するために、文化政策学部では学部科目として、<文化・芸術>、<政策・マネジメント>、<情報・リテラシー>、<観光>の4つの分野の科目群を設置し、バランスよく科目を選び学んでいきます。
また、3学科全ての学生が履修することができる「文明観光学コース」や「オプショナル・スタディーズ」というプログラムもあり、学科を越えた多様な学びを実現することができます。

より自由度を高く、社会の複合的な課題にデザインで取り組む「デザイン学部」

時代とともに変化する人間や文化の多様性を視野に入れ、すべての人に公平でやさしいデザインによる新しい文化・人間社会の創造を通じて、地域社会の発展や文化の向上に貢献し、国際的に活躍できる人材を育成します。4年間の学びにおいて、人と人、人と技術、人と環境、人と情報とのより良い関係を考え、創造を支える技術と美的感覚を養い、時代に則した生活文化をつくり上げていくデザイン活動の素養を磨いていきます。
デザイン学科では、1年次から2年次前期までの期間、必修科目や選択必修科目を中心に幅広くデザインの基礎を学びます。その後、自らの興味と適性をふまえつつ希望する進路を見定め、軸足を3つの系(「匠・プロダクト系」「メディア系」「建築・環境系」)のどこに置くかを判断し、専門科目を履修します。これらの科目には各系の区分が設けられているわけではなく、学生はそれぞれの進路を意識しながら必要な科目を横断的に履修し幅広く深い学びを獲得できます。

留学での経験を生かし、国際社会への貢献をめざす

本学の設置理念である「国際社会に貢献する開かれた大学」の実現に向けて、「アメリカ/フィンドレー大学」「韓国/湖西(ホソ)大学校」「台湾/国立台湾師範大学」「フランス/ブルゴーニュ大学 国際フランス語センター」「イタリア/ボローニャ大学」「トルコ/イズミル経済大学」「オーストラリア/サザンクロス大学」「ブラジル/サンパウロ大学」など海外の19大学と交流協定を締結し、さまざまな交流事業を展開しています。
●留学しても4年間で卒業可能
上記協定校への留学は、休学せずに留学できるため、条件を満たせば4年間での卒業可能です。留学先で修得した単位は、所定の手続き・審査を経ることで本学の卒業単位として認定されます。
●留学支援制度
海外留学をめざす学生の経済的な負担を軽減するため、さまざまな支援制度があります。
○交流留学生奨励金
授業料負担型の協定校に留学する場合、留学期間中に本学に納入した授業料相当額を奨励金として給付します。 奨励金の返還は不要です。
○海外留学支援特別奨学金
協定校へ留学する場合、学内選考により、渡航支援金として10万円を給付します。
○静岡文化芸術大学基金による海外留学奨学金
JASSO第一種または第二種貸与奨学金を受給し、海外の大学などで6か月以上の留学をする者に5万円から20万円を給付します。
○JASSO海外留学支援制度(協定派遣)
大学が申請するプログラムごとに、日本学生支援機構が支給する返還不要の奨学金制度です。渡航先により、月額6万円から10万円が支給されます。
(参考:2024年度採択プログラムとして、「SUACグローバルリーダー英語強化プログラム」や、「イタリア・フランスにおける言語及び文化研修」などがあります。プログラムごとに支援対象となる留学先の指定もあります。)