芸術文化観光専門職大学/卒業後の進路
大学での豊富な現場実習のおかげで実践力として抜擢
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学・高校の吹奏楽部で培った音楽の知識をもとに、大学行事やサークル公演などで音響オペレーションを繰り返し基礎を積み重ねる中で、劇場の音響に関わる仕事をしたいと思うようになりました。座学で舞台芸術や芸術文化政策の基礎など専門的な知識を学びつつ、兵庫県立芸術文化センター、神戸文化ホールなど実際のホールや劇場に足を運び、スタッフの一員として運営補助や制作準備に携わった経験を通して、「学んだ知識が現場でどう生きるのか」を肌で理解できました。その経験が、卒業後に劇場で働く自分の姿を具体的に思い描くうえで大きな支えになりました。
キャリア選択のポイント
劇場プロデュース実習や総合芸術文化実習、舞台芸術実習など複数の実習を連続して経験する中で、「ホールごとの違い」や「どの現場にも共通する段取り・コミュニケーションの大切さ」を比較しながら学ぶことができました。規模や設備、関わる人が違っても、出演者・お客様・地域をつなぐという根本は同じであると実感。現場での立ち回り方や課題意識を経験値として積み上げることができ、地域密着型の劇場で働くイメージを具体的に持てる基盤となりました。また、舞台音響だけでなく受付・チケット対応、舞台転換補助、楽屋管理など、制作業務から幅広く実践していたことが、就職活動において「即戦力」と評価されたと感じています。
今後の夢・目標
私は、2026年秋に開館する「丸亀市民会館」の開館準備メンバーとして抜擢されました。貴重な経験を積み重ね、心温まる劇場づくりを支えることが目標です。新卒入社で“ホール開館”という街の歴史的瞬間に携われることは大きな誇り。大学で培った舞台音響の専門性、音響チーフ経験による現場力、後輩育成で磨いたチームワークを生かして、多様な公演・市民イベントに対応した音響環境を整え、地域住民が安心して参加できる場を創出したいです。将来的には、都心のホールと同等の最新技術を取り入れた革新的な音響を提案して、さらに魅力を高めたいと考えています。丸亀市民会館の「誰一人孤立させない」運営方針に沿い、アウトリーチ活動やワークショップを通して丸亀市の文化活性化に尽力し、市民が誇れる劇場を築いていきます。