こうちこうか

高知工科大学

公立大学 高知県

高知工科大学/私のイチオシ

航空宇宙分野に欠かせない流体の運動をシミュレーション

顔写真
システム工学群 航空宇宙工学専攻 3年 氏平佳希さん 岡山県立岡山一宮高等学校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

流体の運動をコンピュータ上でシミュレーションする、数値流体力学について研究しています。1年次に受けたプログラムの授業で、物体の運動をコンピュータ上に再現することで、手計算を行わなくても未来の運動を予測できることを知りました。ロケットを製作するサークル活動では、ロケットを回収するための落下軌道シミュレーションを実際に作成しました。このような経験を通して、シミュレーションのおもしろさや重要性に気づきました。

この学問のココがおもしろい!

航空宇宙分野というと、多くの人が航空機やロケット、衛星を想像すると思います。それらの内部には多くの部品が使用されており、機械・材料・熱・流体の四力学や制御理論に基づいて設計されています。私が研究しているのは数値流体力学という領域です。小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが大気圏に再突入するような、現実では再現できない流体運動に対して、コンピュータ上ならシミュレーションできる。そう考えるとワクワクしませんか?

キャンパスのお気に入りスポット

高知工科大学には風洞実験装置があります。風洞とは、人工的に気流を発生させる装置のことです。ここで揚力の測定などを行う、といってもピンとこないかもしれませんが、実験を通して自分の目で確認することで理解を深められます。もう一つおすすめの場所を挙げるなら、秋の大学祭でも活躍する開放的なスペース「キャンパスグリーン」と、それに隣接する高知県立鏡野公園です。この辺は桜の名所としても有名で、春は多くのお花見客でにぎわいます。

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