高知工科大学/卒業後の進路
行政を身近に感じ、信頼していただけるよう努めたい

卒業後の進路:公務員
経済・マネジメント学群 3年
馬本拓実さん
兵庫県立洲本高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
2年次に子どもの貧困について考えるきっかけがあり、日本の貧困問題に関心を持ちました。そこで子ども食堂に参加するようになり、ボランティア活動を通じて人の役に立つことが自分にとって大きな喜びになることを感じました。この経験から、社会に貢献できる仕事として公務員をめざすようになりました。公務員対策講座も活用し、同じく公務員をめざす仲間たちと切磋琢磨することで、モチベーションを維持しながら学ぶことができました。
キャリア選択のポイント
大学内で、市役所や県庁、国家公務員など、さまざまな業務内容について職員の方からお話を伺う機会がありました。どなたも自分の仕事に誇りを持ち、やりがいを感じている様子が伝わってきました。そのとき「私もそのような仕事がしたい」と強く思いました。地域の方たちと積極的にコミュニケーションを取り、みなさんの声を反映した行政サービスの提供を心がけ、行政をより身近に感じるとともに信頼していただけるよう努めたいです。
今後の夢・目標
私の夢・目標は、公務員になることです。公務員になったら、社会全体の福祉向上に貢献したいと考えています。具体的には、子どもの貧困や教育格差の問題に取り組み、支援が必要な家庭に対するサービスの充実をめざしたいです。また大学で学んできたデータ分析の知識や手法を活用して、効果的な政策を提案し、ときには政策の効果測定を行うことでより具体的な改善策につなげるなど、地域社会の問題解決に役立てていきたいと思います。