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「法学」の一筋縄ではいかない奥深さに引かれる

顔写真
地域共創学群 法学専攻 4年 永井 晴華さん 北海道滝川西高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

私が法学に関心を抱いたきっかけは、高校生の時に知った女性の再婚禁止期間の存在です。これは令和6年4月に廃止される規定です。私はこの規定の存在を知った際、人の一生に関わる法律である民法が差別的な要素を含んでいること、そしてそれに苦しんでいる人がいることに衝撃を受けました。
法律は私たちの日常生活の中にありますが、他にはどのような法律が存在し、どのような影響を与えているのかを知りたいと思い、法学を学んでいます。

この学問のココが面白い!

人の始期について刑法と民法で通説が異なる点が大変興味深かったです。刑法では胎児の身体の一部が母体から露出したときであるのに対し、民法では胎児が生きて母体から完全に露出したときとされています。人はいつ人になるのか、という考えが刑法と民法で異なる理由を知った時は、法律を学ぶことが楽しいと感じました。
法律は条文を見ただけでは本質が理解できず一筋縄ではいかない、大変奥が深い学問であることを実感しながら学んでいます。

キャンパスのお気に入りスポット

図書館の中の法律雑誌や判例が数多く備えてある書庫がお気に入りスポットです。講義やゼミの課題に取り組む際や卒業論文執筆の際、参考にしたい論文や判例をすぐに探すことができ、種類も多いため文献を比較することもできます。
図書館内にはたくさんの学習スペースがありますが、法律関連の書庫内の学習スペースは席数が限定されており、1人や少人数で作業をする際、快適に過ごすことができます。他の学習スペースに比べて人が少なく集中できるため、就職活動中は応募書類等を準備する際にも利用していました。
もう1か所は、リンデンホールWEST2階にある「みらい共創スクエア」です。私が進路決定に至るきっかけとなったインターンシップへの参加をサポートしていただきました。もともと地元の役場や北海道庁などへの就職を考えていましたが、3年次に道東エリアの自治体のインターンシップに参加したところ、その土地の豊かな自然や出会った方々の温かい人柄に引かれ、「ここで就職したい!」と考えるようになりました。就職活動中、みらい共創スクエアの職員の方々には親身に相談に乗っていただき、希望どおりの進路を実現することができました。

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