北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
その人らしく幸せに生きられる社会を
※学年は取材時点のものです
学校生活の写真
高校時代の様子
高校時代は、日々出席数との闘いの日々でした。中学時代からの持病で学校に行くことが難しい時期もあり、授業についていくことも大変でした。高校に入学して弓道部に入ったものの、体調面と学業への影響を懸念して2年生に進級するタイミングで退部し、悔しい思いをしました。
その後は昔からの夢である保育士をめざして経験を積もうと、学校で案内のあった近所の保育園への保育ボランティアや、様々なボランティア活動に励んでいました。しかし体調面の心配から保育士を断念し、新たな道を模索している時、自分の経験を生かして誰かの力になりたいと思い、福祉の道に進路方向を定めました。
大学で頑張っている「学び」
看護福祉学部臨床福祉学科で福祉について学んでいました。
福祉を必要とする人は社会生活を送る上で課題を抱えた人であり、福祉には様々な分野があります。2・3年次に医療機関での実習をさせていただき、病気になり変わってしまった自分自身を受け入れて生きていかなければならない患者さんとその家族の、不安や葛藤を受け止めながら、この患者さんにとって「この人らしい、この人にとってより良い生活とは何か」を考え、どのような支援ができるのかを学びました。
この大学に入学して「良かった」と思えること
一つ目は「仲間と切磋琢磨しながら学べる環境」です。同じ学科の仲間と日々支え合いながら、先生方の手厚い指導の下で勉強に励むことができるので、学習へのモチベーションを常に高く持つことができます。また、多職種連携についての授業があるところも大きな魅力です。
二つ目は、私が所属していたダンスサークルPRANCYでの活動です。サークルに入ったことで大きく世界が変わりました。他学部の仲間と練習に励み、学校祭や様々なイベントに出ていました。また、他大学のサークルとの交流もあり、他大学の仲間もたくさんできました。年に一度行われる「Dream」という舞台に出演したことは一生忘れられない青春です。
後輩へのアドバイス
3年生の夏に保育の分野から福祉の分野へ進路変更をし、悩むこともありましたが、今はこの道を、この大学を選んでよかったと思っています。
今進路に悩んでいる方は、悩みの種類は様々だと思いますが、選んだ道が自分に合っていたかどうかは進んでみなければ分からないと思います。ぜひ自分の興味や、自分の心に問うた思いに素直に、進路を考えてみてほしいです。
また、特に興味関心のある分野がないという方や将来なりたい職業がないという方も、どのような進路でも「不正解」ということはなく、自分次第で開く道は無数にあると思います。色々な進路先について調べてみてください。