北海道医療大学/先輩の学生生活体験記
充実したサポートで地域で活躍できる薬剤師をめざす
※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校時代は、主に部活動と学校行事に力を注いでいました。硬式テニス部に所属しており、外が暗くなるまで全力で練習していました。特に同期の部員とは、卒業して5年近く経った現在でも定期的に連絡を取り合っています。学校行事については学校祭や体育大会、修学旅行など、全てが良い思い出です。
そして、学校行事が終われば、勉強モードに自然と切り替われるような校風でしたので、おかげで僕も受験期のスタートダッシュを逃さずに決めることが出来たと思います。
大学で頑張っている「学び」
卒業研究の一環として医薬化学についての研究をしています。とある講義で薬を有機化学の視点から考察するという経験をし、非常に興味を持ったことがこの研究を始めた一つの要因です。さらに自分自身が創薬の一端を担っていると思うとモチベーションも自然と高まってきます。もちろん国家試験合格に向けた学習も同時進行で行っています。特に薬物治療の学習は、医療現場での実践ができることを目標に、幅広く、丁寧に学ぶことを心がけています。
また、これから更に学びたい事として、現在の医薬化学研究を応用し、ヒトの生体化学と関連付けた研究を進めたいと考えています。薬の効果を化学的に学ぶことで、普段何気なく使用している薬も少し違った見え方になると感じています。また、これからの社会において必要とされる薬剤師としての職能についても学びを深めたいと思っています。高齢化や地方の過疎化が進む中で、薬剤師として今後何ができるのか、在学中に様々な知識や考え方を習得し、社会人としてすぐに活躍することが出来るような準備を進めたいです。
この大学に入学して「良かった」と思えること
学習のサポート体制は非常に充実していると感じています。高校で選択しなかった科目や苦手な科目でも講義で基礎から学ぶことで、今では得意科目の1つです。教員のみなさんも非常に親切で優しい方々ばかりなので、気軽に質問や相談をすることができています。また、薬剤師という同じ目標を持った友人たちと切磋琢磨しながら学習することができることも魅力の一つだと思います。さらに部活動なども数多くあるので、他学部の友人や先輩後輩との交友関係も広がります。
後輩へのアドバイス
医療に注目が集まっていることもあり、薬学部への進学を考えている方も増えているかと思います。正直勉強が大変だと思うこともありましたが、優れた学習環境や周りの友人との支え合いで乗り越えることができました。また、その大変さを上回る楽しい大学生活を送ることが出来ています。今まさに大学受験を乗り越えようとしている皆さんにも、実りある楽しいキャンパスライフが訪れることを願っています。