北海道文教大学/志望理由
食物アレルギーをもつ友人との出会いが管理栄養士を目指すきっかけに

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
幼稚園からずっと一緒の友だちが、食物アレルギー除去給食を食べていて、味見をさせてもらったことがあります。見た目は似ていても、自分がいつも食べている給食とは味も食感も異なり、衝撃を受けました。友だちが普段食べているごはんやお菓子は、気軽にスーパーで買えないのではないかと考えるようになり、食物アレルギーを持つ人も持たない人も、同じように食べられる食品を作りたいとの思いが膨らんだのです。
高校時代に2つ上の姉の友人が、管理栄養士を目指したことから、初めてそうした仕事があると知りました。アレルギーについても深く学びたいと考えていて、高校の先生にも勧められたこともあり、食のプロである管理栄養士を志したのです。
この大学を選んだ理由

進学先を決めるにあたり、北海道文教大学以外のオープンキャンパスにも参加しました。健康栄養学科のオープンキャンパスには何度も足を運んだのですが、学生さんと先生が話している時の雰囲気がいつも良かったことが印象に残っています。
また、食品アレルギーを学べたり、食品開発の授業があったり、学科独自のサークル活動があることに引かれました。
私は現在、食品開発Lab.というサークルに所属し、北海道文教大学の創設者である鶴岡新太郎先生が遺された料理本の復刻版で紹介されていたデミグラスソースを、市販品として開発するプロジェクトに携わりました。同じ材料や分量でも季節や温度によって味が変わるので、一定に保つのが難しかったです。食品開発Lab.は企業の方と協働で食品を商品化した実績が豊富で、在学中から商品開発を学べるところも魅力です。
将来の展望
4年間で学んだ知識を生かして、食の悩みを減らすことのできる商品を開発することが今の目標です。そのため、2025年3月に行われる管理栄養士国家試験合格を目指して毎日、勉強に励んでいます。
卒業後は、食品企業に就職します。まずは職場の皆さんとしっかりコミュニケーションをとりながら、実際の現場で行われている衛生管理や商品の作り方をしっかり学び、目標を達成するために必要な知識やスキルを身に付けていきたいと思っています。