青森大学/私のイチオシ

パンデミックで家にいる時間が増え、ゲームに夢中になっていたときに「ゲームってどうやって作られるんだろう」と思ったのが最初のきっかけです。また、日常的に利用していたスマートフォンアプリやWebサイトに対しても「あのアプリは裏でどう動いているのだろう」と同じような好奇心が芽生え、やがて「自分でも作ってみたい」というものづくり精神へと変化しました。それからゲームやアプリ開発に必要な技術を操れるソフトウェア・エンジニアをめざそうと思ったのです。

ソフトウェア情報学はどちらかというと理系寄りの内容ですが、高校で学ぶ倫理や現代社会の科目も無関係ではないというところがおもしろいところだと思います。例えば、現在、AIを教員として中学生や高校生を指導することは可能と言われています。しかし果たしてこれはやるべきなのか？「できる」と「やるべき」の線引きはどこにあるのか？こうした問いのへの解答は技術の世界ではなく倫理の世界に存在するため、そうした科目への理解も必要なのだと実感できます。

おすすめは国際交流センターとソフトウェア情報学部の各研究室です。国際交流センターでは留学生と交流したり、留学に関する情報を得ることができます。各研究室では、3Dプリンター、IoTセンサーやサーバー、ロボットなどのおもしろいものがたくさん見ることができます。それらを使って遊ぶこともできるので、オープンキャンパスなどで来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。