岩手医科大学/志望理由
国家試験現役合格と歯科医院開業をめざして

※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
高校時代に海外で病気になったことがきっかけで医療系への進学を考えるようになりました。東日本大震災で亡くなった方の身元確認に歯科所見が用いられたという話を聞いて歯科に関心を持つようになり、改めて歯科医師について調べ、自分もめざそうと思うようになりました。現在は歯科医学の基礎に加え、医科の基礎である生理学、生化学、解剖学、組織学や、歯科に特化した歯科理工学、歯科専門体験実習などを学んでいます。
この大学を選んだ理由
岩手医科大学は医学部、歯学部、薬学部、看護学部の医療系4学部がそろっており、1年次から学部の垣根を超えた多職種連携のための講義が行われているところに魅力を感じました。実習も充実していて、低学年次から矢巾町の大学附属病院や盛岡市の歯科医療センター、内丸メディカルセンター、卒業生が経営する医院などで臨床的な経験を積むことができます。これらは全てチーム医療の大切さや重要さを理解するうえで貴重な経験になりますし、「医療人たる前に、誠の人間たれ」という大学の理念に基づいたもので、その点に惹かれました。
将来の展望
私は大学に入学するまで歯科医院には数える程度しか通院したことがなく、歯科の重要性をそれほど理解していませんでした。歯学部でさまざまなことを学んでいく中で、口腔環境の良し悪しが人々の健康にいかに影響を与えているのか、患者さんやご家族の安心材料になっているのかということを実感しました。
今後の展望については、大学卒業までは成績上位を維持し、国家試験の現役合格を目標に掲げています。卒業後は歯科医院開業を見据え、矯正歯科や歯科麻酔科などの専門医資格を取るため、持ち前のポジティブさと不撓不屈の精神で必ず達成したいです。