東北工業大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
電気電子工学科(120名)
情報通信工学科(120名)
都市マネジメント学科(80名)
環境応用化学科(65名)
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●社会への視点をベースに新しい工学の可能性を追究
●自分の興味に合わせて学べるカリキュラム
●社会に役立つ実践的な研究を行う
工学部は、電気電子工学科、情報通信工学科、都市マネジメント学科、環境応用化学科の4つの学科から成り、社会が求める新しい科学技術の発展に貢献する人材が多く輩出してきた学部です。
【キャンパス】
八木山キャンパス
【学生数】
1939名(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
54名(2022年5月1日現在)
【大学院】
工学研究科 博士(前期・後期)課程/電子工学専攻、通信工学専攻、建築学専攻、土木工学専攻、環境情報工学専攻
電気電子工学科
【講義・学問分野】
コンピュータアーキテクチャ、プログラミング、電気回路、制御工学、ロボティクス、センサ工学、バイオエレクトロニクス ほか
情報通信工学科
【講義・学問分野】
アプリケーション開発、情報セキュリティ、光通信工学、コンピュータネットワーク、コンピュータグラフィックス技術 ほか
都市マネジメント学科
【講義・学問分野】
地盤地質学、水環境保全工学、都市環境工学、都市工学デザイン、交通工学 ほか
環境応用化学科
【講義・学問分野】
地球環境科学、再生可能エネルギー、エネルギー変換工学、環境マネジメント ほか
学部の特色

社会への視点をベースに新しい工学の可能性を追究

「電子機器の知能化による快適さの創造」「空間を超えた人同士のコミュニケーション技術」「社会ニーズをモノや情報の形に変える技術」「地球を守る環境技術」。工学部は、4つの専門分野で、実社会の要求に応えるための教育・研究を行い、各分野のスペシャリストを養成しています。
自分の興味に合わせて学べるカリキュラム
本学部は、4学科すべてでコース・分野制を導入し、自らの興味や将来進みたい進路に合わせて学ぶことができるようにカリキュラムを編成しています。電気電子工学科は「光・情報デバイス系」「電子機械・ロボット系」「医工学・バイオ系」の3つの分野、情報通信工学科は「通信」「情報」の2コース、都市マネジメント学科は「エンジニア」「プランナー」の2コース、環境応用化学科は「応用化学」「環境学」の2分野に、2年次または3年次から分かれ専門性を高めることができます。

社会に役立つ実践的な研究を行う

本学は、人や環境に配慮し豊かな生活を創り出す学問をめざし、社会のニーズに合わせて実践的な研究を行い、その発展に幅広く貢献できる人材の育成に努めています。特に、東日本大震災後は、防災・省エネなどをテーマとし、地震に強い建築や都市の構造の研究に加えて、省・蓄・創の観点からエネルギーの有効活用についての研究も行っています。また、凸凹な不整地でも移動できるロボット機能の研究を進め、被災地での実用化をめざすなど、工学の視点から多様な復興支援に取り組んでいます。
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学べること
電気電子工学科

最先端のものづくり研究で、未来を動かし、創り出すおもしろさを知る
電気電子工学の基礎と応用を学び、幅広い分野で活躍できる技術者を養成します。「光・情報デバイス系」「電子機械・ロボット系」「医工学・バイオ系」の3分野のいずれも魅力ある研究室がそろっています。
■光・情報デバイス系
現代社会を支える電気電子部品に関する技術を学びます。電気電子デバイスに関する幅広い専門知識を身に付けるほか、次世代情報デバイスの研究も行っています。
■電子機械・ロボット系
マイクロコンピュータ、システム制御、視覚認識、音声理解、ウェアラブルコンピューティングなど、モノを知的に動かすための専門知識と技術を学びます。
■医工学・バイオ系
光を利用した医療診断・画像計測技術や、脳・生体メカニズム、iPS 細胞を用いた神経回路ネットワークなどについて学ぶことができます。
情報通信工学科

専門教育科目で最先端の情報通信工学が学べる
世界最高水準のブロードバンド化の進むインターネットや、いつでも・どこでもコミュニケーションを可能にする携帯電話など、今日の高度情報化社会の実現は情報通信技術に拠っています。この中核をなすのは、コンピュータを中心に、人工知能、言語処理、映像や音響、コンピュータグラフィックスへと広がる「情報処理技術」と、携帯電話、光通信、衛星通信など超高速・高度信頼の伝送を実現するための「通信技術」、そしてこの両方を有機的に結合する「ネットワーク技術」です。
情報通信工学科では、情報技術と通信技術をソフトウエア・ハードウエアの両面から体系的に学び、日々進化する情報化社会に貢献できる優れたICTエンジニアを養成します。カリキュラムは、ユビキタス社会を支えるエンジニアを養成することを目的として、コンピュータを中心とする「情報処理技術」、携帯電話、光通信、衛星通信などに代表される「通信技術」、およびこれらを融合した「コンピュータネットワーク、音響や画像処理技術」などの基礎的分野を体系的に学ぶよう編成されています。
都市マネジメント学科

これからの地域社会に必要な新しい文理融合型の人材の育成をめざす、2つのコース
都市マネジメント学科では、2つのコースから魅力ある豊かな社会づくりをめざし、水道・エネルギー・交通などの社会基盤の構築・整備・維持に関する高度な工学的知識・技術と、都市が抱える公共的な問題を理解します。次いで、それを解決するための交通計画や物流、観光資源の創生など国や地方自治体が実施するさまざまな行財政・公共政策を立案する手法を学びます。
■エンジニアコース
これまで先人が培ってきた社会基盤に関する高度な工学的知識を学びながら、都市設備や施設を効果的に構築・維持・補修でき、技術のマネジメントやプロジェクトのマネジメントができる人材を育成します。
■プランナーコース
都市が抱える公共的な問題を理解し、それを解決するための交通計画や物流、観光資源の創生、地域産業など、国や地方自治体が実施するさまざまな公共政策を土木工学的な視点で考え、魅力ある豊かな社会づくりについて理解します。経営センス、コミュニケーション能力、企画・実行力を身に付け、それらの問題の解決に資する公共政策を立案し、実行できる人材を育成します。
環境応用化学科

化学を通して持続可能な社会をめざし、専門知識・技術を修得
応用化学分野を活用しながら環境・エネルギー問題を解決するために、新材料開発や評価・製造技術、環境調査・評価技術や環境保全技術を修得します。化学を扱う技術者としての高い倫理観を身に付け、持続可能社会を実現するための応用化学や環境学を体系的に学ぶカリキュラムとなっています。
■応用化学分野
機能材料など応用化学の技術は化学製品、半導体製品など全ての産業に関わり、持続可能な社会を創る基盤となっています。学科の学びを通して化学技術者に必要な知識と技術を身に付けます。
■環境学分野
環境汚染を招くさまざまな化学成分の挙動や生物応答、大気・水環境・土壌などの保全技術、資源循環技術などを学ぶことによって、具体的な環境問題解決能力を身に付けます。
アドミッションポリシー
工学部 アドミッション・ポリシー(学科の求める学生像)
電気電子工学科
1. 電気電子工学に興味を持ち、この分野に関して自ら学び・自ら考え、さらに新しいことに自ら挑もうとする強い意志のある人
2. 今日の高度情報化社会における電気電子、医療、電力、自動車産業の分野で活躍し、自らの専門知識と技術で社会の役に立ちたいと考えている積極性のある人
情報通信工学科
高度情報化社会を支えている情報通信分野に関心を抱き、将来この分野で活躍したいとの意欲と目的を持ち、基礎学力を身に付け総合的な判断力を有する者、あるいは情報通信分野に秀でた能力を有する者、多様な活動実績等を有する者を求める。
都市マネジメント学科
社会基盤の計画と建設および維持管理に関心を持ち、土木分野におけるリーダーまたはプロフェッショナルとして、地域の歴史や風土を生かした未来をデザインし、心豊かに暮らせる個性的で良質な地域社会を創り出そうとする、その意欲と能力のある人を求める。
環境応用化学科
材料・素材開発などの応用化学やそれを工業化するための化学工学技術、化学物質による人体・生態系への影響評価と公害防止などの環境保全技術に関心を持ち、基礎学力と高い倫理観を身に付け、持続可能な社会を実現していくための工学に根ざした専門能力を築き上げる意欲を持つ人を求める。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
仙台市太白区八木山香澄町35-1
(022)305-3111
入試広報課