東北工業大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
電気電子工学課程※1(120名)新設※1 2025年4月開設情報通信工学課程※1(120名)新設※1 2025年4月開設都市工学課程※1(80名)新設※1 2025年4月開設環境応用化学課程※1(65名)新設※1 2025年4月開設
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●北海道・東北地方の工科系大学で初めて工学部を「学科制」から「課程制」へ移行
●自分の興味に合わせて学べるカリキュラム
●社会に役立つ実践的な研究を行う
工学部は、電気電子工学課程、情報通信工学課程、都市工学課程、環境応用化課程の4つの課程から成り、社会が求める新しい科学技術の発展に貢献する人材を多く輩出してきた学部です。
※2025年4月、現行の4学科制から「4課程制」へ移行します(※1)。学科制から課程制に変わることで、工学の分野を横断した学びが実現し、複数の分野にわたる知識とスキルを獲得できる環境を整えます。
※1 2025年4月開設
【キャンパス】
八木山キャンパス
【学生数】
1681名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
54名(2023年5月1日現在)
【大学院】
工学研究科 博士(前期・後期)課程/電子工学専攻、通信工学専攻、土木工学専攻、環境応用化学専攻
電気電子工学課程※1※1 2025年4月開設
【講義・学問分野】
電気機械・ロボット系、医工学・バイオ系、光・情報デバイス系、電気・エネルギー系 ほか
情報通信工学課程※1※1 2025年4月開設
【講義・学問分野】
光量子・フォトニクス系、電磁波・ワイヤレス系、IoT・システム系、AI・データサイエンス系 ほか
都市工学課程※1※1 2025年4月開設
【講義・学問分野】
構造・建設材料系、地盤・防災技術系、河川・環境技術系、都市・交通計画系 ほか
環境応用化学課程※1※1 2025年4月開設
【講義・学問分野】
機能材料系、プロセス工学系、グリーンサステイナブルケミストリー系、環境保全系 ほか
入学者・卒業者数
入学者数
377人- 女子生徒数
- 30人
- 男子生徒数
- 347人
- 地元出身学生数
- 249人
- 入学者総数
- 377人
卒業者数
531人- 就職者数
- 476人
- 進学者数
- 43人
学部の特色
北海道・東北地方の工科系大学で初めて工学部を「学科制」から「課程制」へ移行
「電子機器の知能化による快適さの創造」「空間を超えた人同士のコミュニケーション技術」「社会ニーズをモノや情報の形に変える技術」「地球を守る環境技術」。工学部は、4つの専門分野で、実社会の要求に応えるための教育・研究を行い、スペシャリストとしての深い専門知識と同時に分野の多様性を理解し、異分野との融合なども見据えることができるジェネラリストとしての幅広い知識や、俯瞰的視野を持つ人材の育成をめざします。
自分の興味に合わせて学べるカリキュラム
学科制から課程制に変わることで、学問の分野を横断した学びが実現し、就職活動にも役立つ“異なる専門分野の視点”をもつことができます。複数の分野にわたる知識とスキルを獲得できる環境は、将来の選択肢を大きく広げることにもつながります。工学部共通となる専門基礎科目、各課程分野の専門科目という基盤となる学びはこれまで以上に充実したものに。2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外もニーズに合わせて幅広く学ぶことができます。
分野横断プログラムとは----
異なる分野にまたがる学びを提供する、本学独自のシステム。急速に発展する情報化社会のニーズ変化にも対応するプログラムです。
社会に役立つ実践的な研究を行う
本学は、人や環境に配慮し豊かな生活を創り出す学問をめざし、社会のニーズに合わせて実践的な研究を行い、その発展に幅広く貢献できる人材の育成に努めています。特に、東日本大震災後は、防災・省エネなどをテーマとし、地震に強い建築や都市の構造の研究に加えて、省・蓄・創の観点からエネルギーの有効活用についての研究も行っています。また、凸凹な不整地でも移動できるロボット機能の研究を進め、被災地での実用化をめざすなど、工学の視点から多様な復興支援に取り組んでいます。
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学べること
電気電子工学課程※1
産業を支える電気電子工学の技術者を習熟度別少人数体制で育成
自動車、鉄道車両、航空機といった輸送機械からスマートフォン、医療・介護、電力エネルギー、ロボット、流通、金融、エンターテインメントまで社会のあらゆる分野で応用され、発展を続ける電気電子工学の技術。専門知識を身につけた人材への産業界からの期待は大きく、需要も増え続けています。本課程では、便利で安全な社会の維持と発展に貢献できる技術者を習熟度別のきめ細かな少人数体制で育成します。
4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
■電子機械・ロボット系
ロボットなどのモノを創って知的に動かすための専門知識と技術を修得します。医療福祉や災害救助、人間科学などの分野に役立つロボットの制御やセンサ、視覚認識、音声理解などの研究を行います。
■光・情報デバイス系
電子・磁気・光の精密な制御や、複数の元素からなる半導体・超電導体を利用して新素子の実現を目指す研究を行います。研究活動を通して次のスマート社会で活躍できる専門知識と研究力を修得します。
■医工学・バイオ系
医工学分野で幅広い電子計測技術の専門知識を学び、画像・情報処理、AI 解析技術を修得します。さらに酸化ストレス計測、睡眠の質の数値化、iPS 由来脳組織の神経活動計測などの研究を行います。
■電気・エネルギー系
エネルギー問題は、人類共通の重要課題です。本系では、グリーンエネルギーに関する技術を始め、電気エネルギーの発生、輸送、変換、利用、貯蔵に関するデバイスやシステムの教育研究を行います。
※1 2025年4月開設
情報通信工学課程※1
世界を切り拓くInformation×Communication ハードウェア・ソフトウェア両分野の専門知識を獲得
スマートフォンやインターネット、電子マネー、GPSなど私たちの暮らしを便利に快適にする「情報」「通信」技術は、多岐に及びます。関連産業や他分野との融合で新しい産業も次々に生み出され、専門的素養を身につけた技術者の仕事は、今後さらに拡大していくと考えられます。東北・北海道唯一の情報通信工学課程では、充実した設備と強力な資格取得支援のもと、情報処理技術と通信技術、その融合であるネットワーク、組込みシステムも体系的に学べます。
4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
■光量子・フォトニクス系
次世代通信には、超高速無線通信(6G)や量子暗号通信による安心安全な情報通信の実現が期待されています。最新の光通信技術に加えて、これからの社会で役立つ次世代情報通信技術を学びます。
■IoT・システム系
コンピュータに加えて家電やセンサなどもインターネットにつなげるIoTでは、性能や効率、そしてセキュリティも重要です。この分野で活躍するため、コンピュータシステムとネットワークの技術を身につけます。
■電磁波・ワイヤレス系
6Gなどの次世代無線通信、あらゆる機器に電力を届けるワイヤレス給電だけでなく、宇宙から届く電磁波の解析からデバイスの研究まで、ワイヤレスに関連する様々な技術を学ぶことができます。
■AI・データサイエンス系
画像や音、人間の行動や認知等、身近に存在する情報を収集・解析する基礎技術、AIやVR等により情報を様々な形で表現・活用する応用技術を総合的に学ぶことで情報の価値を高める力が身につきます。
※1 2025年4月開設
都市工学課程※1
心豊かに快適に暮らせる災害に強いまちづくり都市工学のプロフェッショナルへ
道路や橋の建設からライフライン工事などの都市・生活基盤整備、防災・減災分野まで、持続可能なまちづくりの現場に欠かせないのがマネジメント力の高いエンジニアと、プランナーです。本課程では的確な経営センスを磨き、土木の幅広い分野で活躍できるリーダー、プロフェッショナルとなるための高度な知識・技術・構想力と実行力、プロジェクト遂行に必要なマネジメント能力、コミュニケーション能力を養成します。
4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
■構造・建設材料系
鋼やコンクリートに代表される建設材料や、それらを用いた橋梁・橋脚など社会的に重要な構造物の設計・建設・維持管理に関わる研究を行います。
また廃棄物の活用など新たな建設材料の開発やそれらの性能評価も扱います。
■河川・環境技術系
河川・海岸などの水辺や上下水道・公園などの都市環境施設の管理について、環境(生物の多様性の維持や環境負荷の低減)と防災(洪水や津波から我々の生活を守る)の両面から幅広くかつ専門的に学びます。
■地盤・防災技術系
我が国は雨が多く、地震や火山活動も活発で自然災害が多く、低地部では液状化、丘陵・山岳地域では斜面災害が起きています。波浪や津波から国土を守る必要もあり、様々な社会基盤インフラの防災技術等に取り組んでいます。
■都市・交通計画系
安全・安心で持続可能な都市・地域の実現を目指して、これからの都市・地域を創造していくために必要となる都市計画・まちづくり・交通計画などの理論と実践について幅広くかつ専門的に学びます。
※1 2025年4月開設
環境応用化学課程※1
「応用化学」「環境学」を体系的に学び、持続可能な社会の実現に挑戦
化学から生まれた新しい素材や製品は、私たちの生活を豊かにしてくれる一方、正しい知識と技術で用いなければ、健康や環境に悪影響を及ぼすことがあります。本課程では、応用化学と環境学を体系的に学ぶカリキュラムを設置。応用化学分野を活用しながら、環境・エネルギー問題を解決するため新材料の開発・製造、環境調査・評価、環境保全などの幅広い知識、技術とともに化学を扱う技術者、スペシャリストとしての倫理観を身につけます。
4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
■機能材料系
生活用品やエネルギー分野などで用いられている機能材料の作製・評価方法を修得します。有機・無機・物理化学と材料のもつ機能の関係を理解することで将来は材料開発や品質管理での活躍が期待されます。
■グリーンサステイナブルケミストリー系
持続可能な社会を築くため、環境に優しい化学を習得します。CO2リサイクル、グリーンテクノロジーおよび環境材料について学び理解することで、各分野で環境に配慮できる人材として活躍が期待されます。
■プロセス工学系
化学プロセスの開発や機器のデザインのための知識を習得します。化学的な面だけでなく物理や数学を駆使した平衡論・速度論による多面的な解析を利用して、将来は生産技術に係わることが期待されます。
■環境保全系
公害防止技術や環境調査法、生態系保全のための知識を習得します。化学のみならず生物・生態学の視点も取り入れた計測・データ解析技能を駆使して、自然共生社会の実現に貢献できることが期待されます。
※1 2025年4月開設
アドミッションポリシー
工学部 アドミッション・ポリシー(課程の求める学生像)
電気電子工学課程※1
1. 電気電子工学に興味を持ち、この分野に関して自ら学び・自ら考え、さらに新しいことに自ら挑もうとする強い意志のある人
2. 今日の高度情報化社会における電気電子、医療、電力、自動車産業の分野で活躍し、自らの専門知識と技術で社会の役に立ちたいと考えている積極性のある人
情報通信工学課程※1
高度情報化社会を支えている情報通信分野に関心を抱き、将来この分野で活躍したいとの意欲と目的を持ち、基礎学力を身につけ総合的な判断力を有する者、あるいは情報通信分野に秀でた能力を有する者、多様な活動実績等を有する者を求める。
都市工学課程※1
社会基盤の計画と建設および維持管理に関心を持ち、土木分野におけるリーダーまたはプロフェッショナルとして、地域の歴史や風土を生かした未来をデザインし、心豊かに暮らせる個性的で良質な地域社会を創り出そうとする、その意欲と能力のある人を求める。
環境応用化学課程※1
材料・素材開発などの応用化学やそれを工業化するための化学工学技術、化学物質による人体・生態系への影響評価と公害防止などの環境保全技術に関心を持ち、基礎学力と高い倫理観を身に付け、持続可能な社会を実現していくための工学に根ざした専門能力を築き上げる意欲を持つ人を求める。
※1 2025年4月開設
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
仙台市太白区八木山香澄町35-1
(022)305-3111
入試広報課
【URL】
工学部の主な就職先
2022年度(2023年3月)学部卒業生就職率:99.4%〈卒業後の主な就職先〉■電気電子工学科エクシオグループ(株)、NTTアノードエナジー(株)、(株)関電工、キオクシア岩手(株)、(株)きんでん、(株)ジャパンセミコンダクター、東北電力(株)、日本電設工業(株)、日本リーテック(株)、(株)ユアテック■情報通信工学科エクシオグループ(株)、NTTアドバンステクノロジ(株)、(株)エヌ・ティ・ティエムイー(NTT東日本グループ) …ほか
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