東北公益文科大学/志望理由

小学生の頃、些細なことでも気にかけ、寄り添ってくださった先生の存在が私にとって心の支えとなっていました。その先生のように、私も悩みや不安を抱える子どもたちに寄り添えるような人になりたいと思ったのが最初のきっかけです。高校の探究活動を通して不登校児の現状や必要な支援などについて学んだことで児童福祉分野への関心がいっそう強まり、具体的に福祉の知識や相談援助の技術を身に付けられる大学に進もうと決意しました。

東北公益文科大学は社会福祉士の資格を取得することができるだけでなく、大学院に進学することでスクールソーシャルワーカーをめざすことができます。そうした、自分自身の可能性を広げられるところに魅力を感じました。また、1年次は専門コースに進む前段階として幅広い学修が可能です。SDGs導入科目では現代社会が抱える課題について理解を深めることができ、そうした学びは物事を多角的に捉える力を身に付けることにつながると考え、この大学に進学したいと思いました。

地域福祉コースの専門科目を学んだことで、住民参加・住民主体の見守りや支援のしくみづくりを援助するコミュニティーワークの重要性を実感しました。これにより、住民自身が地域の課題を自分事として捉え、住民同士で互助の関係を築き、孤立しやすい方の居場所づくりや適切な支援の提供につながると思ったからです。私は不登校児やヤングケアラーへの支援について関心があるので、コースでの学びを通し、支援者としてどんなことができるのかを深く考えながら、悩みや不安を抱える子どもたちの居場所づくりに携わっていきたいと思っています。