群馬パース大学/私のイチオシ
横断的に学問し、コミュニケーションの本質に迫る
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
皆さんは、どうやって人とコミュニケーションを取っていますか?多くの人が、相手の声を聞き、頭で理解し、返答を考え、言葉を組み立て、口や舌を動かして声を発する、その一連を無意識に行っているのではないでしょうか。もし、相手の声が聞こえない、言葉が理解できないなど、その1つでもできなくなってしまったら?
言語聴覚療法学は、コミュニケーションに何かしらの不自由を抱える人を支援するための学問であり、「コミュニケーションとは何か。気持ちが通じ合うとは何か」というコミュニケーションの本質を見つめることも、この学問の持つ大切な役割です。
この学問のココがおもしろい
コミュニケーションを支援するためには、相手のコミュニケーションのどこに支援する必要があるのかを知ることが重要です。どこまで小さい音が聞き取れるか、言語の発達はどの段階まで進んでいるか、脳のどこに障害があってどんな症状なのか、口をどう動かせばどんな音が作れるのかといったことを知るためには、音響学、発達学、心理学、言語学、医学、音声学、教育学などの知識が必要で、それらの学問を融合させることが難しくもあり面白い部分だと思います。支援する相手をもっと知りたいという思いがモチベーションにもつながるため、ずっと学び続けられるやりがいのある学問です。
キャンパスのお気に入りスポット
私は「聴覚障害学」や「聴覚検査法」などの授業を担当しているため、言語聴覚学科の「聴覚検査室」をご紹介します。聴覚検査室は分厚い扉で仕切られ外部の音が入らない防音室となっており、聴覚のさまざまな機能を測定するための検査機器が数多く設置されています。学生たちは実際にこれらを操作し、使いこなせるように練習をします。ぜひ高校生の皆さんにも体験してもらいたいです。