日本工業大学/先輩の学生生活体験記
自分の学びたいことを積極的に学び、知識と経験を得る

※学年は取材時点のものです
学校生活の写真

高校時代の様子
情報理数科という学科で学んでいました。授業は高校数学全般と物理、化学などの理数系科目や情報系科目が中心で、その他に「課題研究」という授業がありました。課題研究はグループでテーマを決め、テーマに沿った研究活動をするものです。私は5人のグループで、キット等を使わないオリジナルのドローン製作に取り組みました。3年次の授業だったので受験勉強との両立が大変でしたが、設計からはじめて実験、製作を行い、1年間で機体とプログラムを完成させ、校内の成果発表会で発表することができました。
大学で頑張っている「学び」
電気系や理数系、言語系などの主要科目の他に、1・2年次から研究やものづくりなどを体感的に学ぶプログラム「物理体感工房」に取り組みました。私はキット等を使わないドローンの製作をテーマとして、2年がかりで、機体や制御回路の製作、プログラミングに取り組みました。特に、制御回路の製作は試行錯誤を繰り返し、完成まで1年以上費やしました。最終的には、飛行するオリジナルのドローンを完成させ、学内の発表会で実演とプレゼンを行いました。
卒業研究では「物理体感工房」で経験した、ドローンのモーターの制御回路の製作をきっかけに、さらに回路と制御の部分に重点を置いた「ブラシレスDCモーターの制御回路」の研究を行いました。ブラシレスDCモーターは省エネなどの観点から家電製品などに普及してきている種類のモーターですが、モーターを回転させるのに専用の制御回路が必要になります。この研究を通してブラシレスDCモーターの制御の仕組みや効率の良い制御回路について学びを深めました。
この大学に入学して「良かった」と思えること
1年次から「ものづくり」に取り組めたことです。「物理体感工房」では、自分の専門分野はもちろん、それ以外のさまざまな内容を学ぶことができ、一般的な座学の授業ではできない経験や知識を、低学年のうちから身につけることができました。また、先生と学生との距離が近く、質問しやすい環境であるのも良かったと思います。まわりには将来の進路目標をしっかりと立てている学生が多く、履修する科目や就職活動について、お互い相談できる仲間に恵まれています。
後輩へのアドバイス
自分の学びたい内容、または将来めざしている職業に就くための、専門的な勉強ができる大学を見つけることが大切だと思います。オープンキャンパスに参加したり、どんなことが学べるかカリキュラムを見たりしながら比較すると、選びやすいと思います。大学での勉強は高校までに学んだ内容が基礎になっていることが多いと思います。受験が終わっても学んだことは役に立つので、受験勉強や授業内容の復習をがんばってください。
データサイエンスに強い日本工業大学

ものづくりを体験しながら理論も学ぶ「実工学教育」を実践する日本工業大学には、自分の興味・関心に合わせて参加できる工房スタイルのプロジェクト型科目が設置されています。「教員が親身にサポートしてくれる」「充実した設備をフル活用して、ものづくりに打ち込むことができる」「国内外のコンテストに出場できる」など、魅力はたくさんあります。詳しくは下記リンク先をご覧ください。
そこでは、ここで紹介していない学生の声も多数掲出しています、今後の志望校研究や志望理由書作成の参考に、また、日本工業大学の詳細な学び、施設設備、就職、イベント情報、さらに2022年4月開設のデータサイエンス学科、学科横断データサイエンスプログラム導入の情報なども、ぜひチェックしてください。