東都大学/私のイチオシ
内部障害や運動器の疾患・治療法について多角的に考える

幕張ヒューマンケア学部 理学療法学科 3年
鈴木太陽さん
千葉県立高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
膝のけがでリハビリを受けた経験が、理学療法学に興味を持つきっかけとなりました。理学療法士の先生から治療を受けたあとに膝を動かしてみると、膝の動きが大きく改善し、痛みが軽減しました。この経験から、人の手で身体の機能を回復させる理学療法に感銘を受けました。現在は、運動器に限らず、内部障害や脳神経疾患を抱える患者にどのようにアプローチし、機能回復を促すかについて学んでいます。
この学問のココがおもしろい!
身体の構造や機能といった基本的なことから、内部障害や運動器などの疾患やその症状について、体系的に理解する過程が非常に楽しいです。一つひとつの疾患について疑問を持ち続けることで、さまざまな視点から症状や治療の可能性を考えることができ、興味が尽きません。特に内部障害理学療法学(循環系)では、運動負荷の強弱を自覚症状と他覚的所見から推測し、適切な負荷のかけ方や、その際に起こりうるリスクを考えることができ、非常におもしろいと感じます。
キャンパスのお気に入りスポット
幕張キャンパスの2号館にある三次元動作解析室がお気に入りです。天井に設置された8台のカメラが360度全方向から人間の動作を記録し、リアルタイムで細かく分析できるのが特徴です。床からの反作用、重心の位置、関節の角度などを客観的に捉えることができるため、スポーツ選手がよりよいパフォーマンスを発揮するための動作や改善点などを指導する場としても活用されています。