東都大学/志望理由
ヒューマンケアの概念を取り入れた大学で臨床工学技士をめざす
幕張ヒューマンケア学部 臨床工学科 3年
清水直樹さん
千葉県立千葉南高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が医療職をめざした理由には、幼児期の経験が大きく影響しています。うまく食事を取ることができなかった私は、手術をして胃に直接栄養を送る「胃ろう」を受けていました。胃ろうが必要なくなってからも定期的に通院し、医療を身近に感じていたため、医療職には憧れがありました。中学生になって医療機器を扱う「臨床工学技士」の存在を知り、私の命をつないでくれた医療機器で、今度は自分が誰かの命をつなぎたいと思うようになりました。
この大学を選んだ理由
東都大学へ入学する決め手となったのは、大学の「ヒューマンケア」の考え方です。臨床工学技士は医療機器を扱いますが、その先には常に、医療機器を必要とする“人”がいます。医療とは、身体だけでなくその人の心も助けることだと考えていたため、ヒューマンケアに力を入れている東都大学なら、人を思いやる心や人との接し方も深められると思いました。
また、現代社会に必須となる医療情報分野の知識を学べる点や、他学科との交流を通し、看護師や理学療法士などとの職種を超えた連携の重要性や異なる視点に触れられることにも魅力を感じました。
将来の展望
現在は、臨床工学技士の資格取得をめざして勉強しています。ひと言で臨床工学技士といっても医療現場ではさまざまな仕事があるため、あらゆる状況に対応できるオールラウンダーになることが目標です。特に医療ケアが必要な子どもとその保護者の力になれるよう、小児の現場で活躍できる臨床工学技士をめざしています。臨床工学技士としての知識や技術を高めることはもちろん、幅広い分野の知識を深めて他職種とも連携しながら、患者と良好なコミュニケーションが取れる人材になりたいです。