植草学園大学/志望理由
〝インクルーシブ教育・保育〟の担い手をめざして
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私は、小さい頃から子どもが大好きでした。保育者の道に進もうと思った大きなきっかけは、中学校の職場体験で幼稚園に行ったことです。初めて会う私にも、たくさんの子どもたちが、キラキラした笑顔で「一緒に遊ぼう!」と声をかけてくれました。子どもたちと遊んだり、一緒にお昼ご飯を食べて過ごした体験はとても楽しく、最終日には別れる寂しさで涙を堪えるのに必死でした。この経験から保育者に憧れを持ち、子どもたちの成長を近くで見守り、その援助をしたいと強く感じるようになりました。
この大学を選んだ理由
私が、植草学園大学を選んだ理由は、〝インクルーシブ教育・保育〟に力を入れているからです。インクルーシブ教育・保育とは、障害を持つ子どもや、外国にルーツを持つ子どもを特別な存在とせず、『共に学び合う存在』と考え、全ての子どもに分け隔てなく教育・保育を提供することです。私自身、保育所に通っていた頃に障害を持った友だちがいたことや、父が特別支援学校で働いていたことで、障害について興味を持ち始めていました。これから障害を持つ子どもが増えると言われている中で、『インクルーシブ』という考えを重視した保育は、差別や偏見がなく誰もが過ごしやすい社会を築くために重要なことだと思います。
将来の展望
私は公務員保育士になるため、公務員試験に向けて勉強をしています。公立保育園に実習へ行った際、そこで働く先生方の子どもへの眼差しや愛情が、とても印象に残りました。子どもに対する知識や関わり方、時間の使い方などの基礎が定着しているからこそ、心に余裕のある保育が日々行われていることを実感しました。授業を通して知識を得るだけでなく、先生方の姿や実習やボランティア、アルバイトで実際に子どもと関わりながら、余裕を持って子どもたちと関われる、理想の保育士をめざします。