学習院大学/志望理由
日本語の特性を学び、古典文学に触れ、日本的な思考の特色を把握する
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校時代、進路に悩んでいたときに、自分の好きなことは何だろうと考えた結果、私は古典の勉強をしたり読書をしたりすることが好きだということに気づき、大学ではこの分野について詳しく学んでみたいと思いました。
また、私は小学2年生から現在まで書道を続けていて、最近は師範免許取得をめざしてがんばっています。書道の作品の中には「くずし字」を使ったものもありますが、日本語日本文学科ではこの「くずし字」を読解して原典にあたる授業があることを知り、作品づくりに役立てられるのではないかと考えたことも、進学を決めたきっかけになりました。
この大学を選んだ理由
オープンキャンパスで先輩に話を聞いたとき、学習院大学はワンキャンパスのため他学部の授業を気軽に履修できることや、学部や学年を問わず多様な学生と交流できること、さらに、教授と学生の距離が近く少人数教育が行われていることを知り、とても魅力を感じました。
また、2023年4月にリニューアルした大学図書館は全学で199万冊の蔵書があり、さまざまな時代の幅広いジャンルの資料を利用できます。キャンパスでは紅葉を見ることもでき、都心にあるとは思えない自然豊かな落ち着いた環境で過ごせることも、学習院大学を選んだ理由の一つです。
社会との関わり
日本語日本文学科では、文学はもちろんのこと、日本語という言語そのものの性質やしくみについても学びます。例えば、古典文学を学ぶことで当時の人の考えを知ることができ、先人の教訓が得られるとともに、日本古来の古典芸能を理解することにもつながります。また、日本語を根本から学ぶことで専門書や法律、行政文書を読み解く力も磨かれ、論理的思考力が高まります。
このような日本語日本文学科での学びは、日本の伝統文化を未来へ継承していくうえでも重要な役割を担うことができると考えています。