実践女子大学/私のイチオシ
先輩の手づくりテラスで心地よいひとときを過ごせる
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が生活環境学科に関心をもったのは、「生活に関わることを学びたい」という漠然とした考えからでした。実践女子大学で学ぶうちに、居心地のよい生活空間づくりに興味をもつようになりました。所属する環境デザイン研究室で開催されたデザインコンペでは、デザインの意味や価値を見出す思考力が磨かれたと感じます。グループで一つの作品を残したことは新鮮な経験でした。難しさも感じましたが、多くの人が関わることで、よいデザインにたどり着くワクワク感も大きかったです。今は、デザインをあらゆる角度から考えることに楽しさを感じています。
この学問のココがおもしろい
多くの人が、ある建築物を美しい、きれいと感じる理由を論理的に考えられるようになりました。構造や材料などが人にどのような影響を与えるか想像し、建築やインテリアについて具体的に考える学びや、自分の模型に取り入れる試みがおもしろいです。試行錯誤の毎日です。環境心理学や色彩学の観点から建築物を捉え、人への影響について分析するのも興味深い学びだと感じます。今後は建築物や構造物が「楽しい」「落ち着く」など感情に注目する実験をしていきたいと考えています。
キャンパスのお気に入りスポット
先輩がゼミの学びの一環でつくった校庭に面しているテラスがおすすめです。学生により一から手づくりされていて、細部まで見ても居心地のよい空間となっていて、学ぶことがたくさんあると思います。椅子やテーブルが置いてあり、芝生の自然とぽかぽかの太陽の光で、ピクニック気分でご飯を食べてゆったり過ごせます。友達の誕生日を祝う際に使用する学生もいます。お昼休み中は、食堂が混み合うことが多くゆっくりできないので、のんびりしたいときにはぜひ一度訪れてみてほしいです。