芝浦工業大学/注目情報
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芝浦工業大学の注目情報
最新の社会で活躍できる技術者を養成すべく、次々と教育を改革
2024年4月より始動する工学部の課程制への改組を起点に、2025年度にはデザイン工学部を新たな3コースに再編、2026年度にはシステム理工学部においても、学科制から課程制への改組が予定されています。このように次々と教育内容を改善していくことで、分野横断型の教育体制を展開し、常に最新の工学を学べる環境へとアップデートしていきます。
※2025年度以降については、現在構想中の内容であり、変更の可能性があります。
学科制から課程制へと生まれ変わった工学部
●5課程・9コースで、分野の枠を越えた横断的な学びを実現
近年、産業構造の変化や社会の複雑化により、社会から求められる技術者像も変化しています。そこで、2024年4月より工学部を従来の学科制から課程制へと移行し、分野融合型の教育研究を展開しやすい体制に改組。「機械工学課程」「物質化学課程」「電気電子工学課程」「情報・通信工学課程」「土木工学課程」が新たに設置され、各課程内に合計9つのコースが誕生します。
●柔軟な学びを可能とする「分野別科目群」
分野別科目群は、各コースが提供する専門分野を「AI」や「ロボット工学」などの特定のテーマでグルーピングしたものです。学生は自分の興味や身に付けたい内容に合わせて多様な分野を自由に履修し、専門以外の分野の知識を効率的に習得したり、バラエティに富んだ学びを経験したりすることができます。
●2年間の卒業研究
課程制工学部では、研究室への所属を従来の4年生から3年生に早めました。これにより、学生は2年間をかけて研究に取り組むことが可能となり、早期から授業と並行して研究に取り組むことで、授業で学んでいる内容が研究にどのように応用されるかを実感しながら学ぶことができます。また、希望に合わせて他分野の研究室に一定期間“学内留学”ができる制度も設けています。
社会に還元できる新たなデザインを生み出す人材を育成
デザイン工学部は2025年度より「社会に学び、社会に貢献するデザイン人材の育成」を目的とした3つのコースに再編。「とにかくやってみる」ことの中で失敗を繰り返しながら新たな知見を獲得し、社会で実際に使われるデザインへとつなげていきます。
プロダクトコース※
人間工学的な分析、製造方法の検討、マーケティング・事業採算性などを考慮しながら、「形ある製品の開発」ができる人材を育成します。
UXコース※
認知科学に基づく人間の行動特性を理解し最新のインタフェース技術を用いながら、「人間の行動プロセスの設計」ができる人材を育成します。
社会情報システムコース※
社会のさまざまな情報を処理して問題解決することをめざして高度な情報処理技術を駆使し、「新たなビジネスやサービスの開発」ができる人材を育成します。
※2025年4月からデザイン工学部を3つのコースに再編予定。現在構想中の内容であり、変更の可能性があります。
2026年度、新たなシステム理工学部が始動
日本最大規模となる工学部の改組を実施