しょうわやっか

昭和薬科大学

私立大学 東京都

昭和薬科大学/私のイチオシ

分子プローブを用いた画像診断による医療への貢献

顔写真
薬学部 薬学科 宿里充穗先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

レントゲン検査と呼ばれる画像診断は、骨や水分、脂肪など体の組織によって放射線(X線)の透過性が異なることを利用し、臓器の変化を知ることができます。同じ画像診断でも、私たちの研究対象は「核医学画像診断」です。放射性医薬品を体内に投与して放射線を検出することで、臓器の機能や代謝状態、病気に関連する体内物質の変化を見ることができます。病気の早期診断、病変の特徴を正確に捉えるための質的診断に役立っています。

この学問のココがおもしろい

病気の診断に役立つ分子スロープの開発をめざす

私の研究室では、生体を構成する分子の動きを画像化するための「分子プローブ」の開発に取り組んでいます。病気の原因分子の画像化は早期発見につながります。加えて、疾患特有の分子を画像化することで、原因不明の症状に対する正確な診断に役立つことが期待されます。正確な診断なくして治療は成り立ちません。画像診断から得られる情報は、治療のスタートラインにおいて非常に重要です。広く医療に貢献できる研究分野として、大きなやりがいがあります。

キャンパスのお気に入りスポット

都内にありながら、自然あふれる魅力的なキャンパス

全国でも有数の規模を誇る「薬用植物園」です。薬学の原点である薬用植物を間近に観察でき、時期によっては見たことがない花にも出会えるかもしれません。私のおすすめは、小さくて可愛いカカオの花です。オープンキャンパスに参加して、ぜひ見学してみてください。校舎からは四季折々の景色が楽しめ、学内に咲く花の香りからも季節を感じることができます。秋には、学生が中庭で集めた栗で栗ご飯をつくってくれたので、味覚からも季節を感じることができました。

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