昭和薬科大学/卒業後の進路
新しい薬を待っている人がいる限り、努力し続けたい
卒業後の進路:製薬会社
薬学部 薬学科 6年
大庭栞さん
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
入学当初から、企業に就職してMR(医薬情報担当者)になりたいと漠然と考えていましたが、改めて決意したのは5年次の実務実習の時です。病院や薬局で実習する中で、病気に有効な薬がなくて苦しんでいる人や、薬が身体に合わず使えない患者さんが多くいることを知りました。この経験が、患者さんに適切な薬を提供したいと思うようになったきっかけです。就職活動では、キャリア・サポート・ステーションが主催するセミナーを活用。インターンシップは、現場の話を聞ける貴重な経験になりました。
キャリア選択のポイント
5年次に製薬会社のインターンシップに参加しました。ロールプレイングやグループディスカッションなどを経験したことで、MRへの思いが一層強くなりました。内定をいただいた会社を志望した最大の理由は、企業説明会での担当者のお話です。「どんなに患者さんが少なかったとしても、待っている人がいる限り薬をつくり続ける」という言葉に感銘を受けました。就職活動で大事にしてきた考えと一致していると感じ、私もその一員として貢献したいと思いました。
今後の夢・目標
入社後はMRとして経験を積み、より多くの知識を身に付けて、患者さんのために新薬を広めることに従事していこうと思います。薬を待っている人が1人でもいる限り、歩みを止めることなく最大限の努力を続けたいと考えています。また、就職活動を進めるにあたって、たくさんの方からサポートを受けました。今後、製薬会社への就職をめざす後輩たちがいれば、今度は私がサポートする側として、適切なアドバイスをしたいと思います。