白百合女子大学/文学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
国語国文学科(80名)
フランス語フランス文学科(80名)
英語英文学科(80名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
文学部の偏差値を見るプロフィール
●日本とフランス語圏、英語圏を中心に、その言語や文学、文化を広く学び、国際的な思考力を養う
●”なりたい自分”に向けて専門プラスの学びで未来の可能性を広げる【文学部・領域横断型チャレンジ履修】
●4年間の学びからキャリア形成までサポートする【ダブル・アドヴァイザー制度】
日本とフランス語圏、英語圏を中心に、その言語や文学、文化を広く学び、国際感覚と広い視野を養います。
「文学部・領域横断型チャレンジ履修」により、学科の専門を超えた広い学問領域から学ぶことも可能です。
【学生数】
745名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
33名(2024年5月1日現在)
国語国文学科
【講義・学問分野】
学びのキーワード:マンガ・アニメ、詩・短歌・俳句、映画・演劇、くずし字、和本、J-POP、ミステリー、芥川賞・直木賞、百人一首、新語・流行語、ライトノベル、メディア・出版、絵巻、源氏物語、方言
フランス語フランス文学科
【講義・学問分野】
学びのキーワード:哲学、小説、ポップカルチャー、食文化、ファッション、音楽、絵画、映画・演劇、COIL(オンライン協働学習)、アニメ、詩、フランス語検定、留学、文化研修旅行、翻訳、舞台芸術
英語英文学科
【講義・学問分野】
学びのキーワード:ジェンダー、メディア、ポップカルチャー、言語学、英語教育、アメリカ社会、イギリス文化、異文化理解、グローバルビジネス、海外インターンシップ、ホスピタリティ、児童英語、海外留学、国際社会、文学
学部の特色

日本とフランス語圏、英語圏を中心に、その言語や文学、文化を広く学び、国際的な思考力を養う

日本を軸に日本語にまつわる現在までを客観的に分析する「国語国文学科」、フランスを軸にフランス語を使う国々にまつわることを分析する「フランス語フランス文学科」、アメリカ・イギリスを軸に英語を使う国々にまつわることを分析する「英語英文学科」の3学科を設置。
それぞれが専攻する言語と文学、文化についての学びを通して、グローバル社会に求められる語学力とコミュニケーション力、異文化への深い理解力を身につけるとともに、国際的な思考力を養います。

”なりたい自分”に向けて専門プラスの学びで未来の可能性を広げる【文学部・領域横断型チャレンジ履修】

各学科の専門性に加え、20の文学部自由選択プログラム群から組み合わせて学べます。
目標の職業にもつながる資格や知識・スキルを得ることで、“なりたい自分”に向けて、未来の可能性が広がります。
<文学部自由選択プログラム群>
■専門を深めるプログラム:高いレベルの語学力を習得するとともに各学科の専門性を高める3つのプログラム
■キャリアとライフ・デザインのためのプログラム:自身のキャリアイメージに応じた社会で活躍するための知識やスキルの習得、学科の枠を超えた学びでさらなる成長や自己実現につながる11のプログラム
■資格取得をめざすプログラム:教員免許や司書などの資格取得に関連する6つのプログラム

4年間の学びからキャリア形成までサポートする【ダブル・アドヴァイザー制度】

プログラム選択や目標とするキャリアの実現に向けて、1年次から、学習方法や科目選択を支援するアカデミック・アドヴァイザーと自己分析や将来の方向性探求、就職活動を支援するキャリア・アドヴァイザーの2名が学びとキャリア形成の両面からサポートします。
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学べること
国語国文学科

古典文学、近代文学、国語学・日本語教育からテーマを選び、文学的感性と洞察力を養います
【日本文学】
幅広い時代の日本文学が研究対象。時代を超えて読み継がれる古典から、現代の流行作家、ライトノベルやJ-POPの歌詞まで、一人ひとりの興味と関心に応じてテーマを選べます。
歌舞伎や落語などの日本文化への興味を深めたり、映画化された作品と原作の比較など多様な視点から研究できます。
【国語学】
日本語を研究対象として客観的に分析。若者言葉や役割語、敬語や方言など、あらゆる日本語に着目し、万葉集の時代から現代に至る文法や文字、言葉の意味の変遷など、日本語の特徴や歴史を紐解きます。
【日本語教育】
日本語を母語としない方に日本語を教える過程を通して日本語を見つめ直します。
日本語教員をめざすためのプログラムがあり、ことばや文化に関する知識、それを教える技術を学びます。文法知識や日本語の教え方を学んだ上で、国内外で教育実習を実施します。それにより国際感覚と現場での教育力を養います。
【授業・講義】
テーマ別研究Ⅰ~Ⅳ
〈古典文学〉
奈良時代から江戸時代までの文学作品が対象。奈良時代なら『万葉集』、平安時代なら『源氏物語』、鎌倉時代なら『宇治拾遺物語』、室町時代なら『浦島太郎』、江戸時代なら西鶴や芭蕉、などが代表的です。歌舞伎や落語などの伝統文化も研究対象です。
〈近代文学〉
読み継がれる有名作品から現代の流行作家まで、研究対象はさまざま。『源氏物語』は現代の小説にどんな影響を及ぼしているのか、『吾輩は猫である』からアニメ『猫の恩返し』に至るまで「猫」はどのように描かれてきたかなど、興味のあるテーマを掘り下げていきます。
〈国語学・日本語教育〉
日本語を研究対象として分析します。『万葉集』の時代から現代に至るまでの文字、文法、言葉の意味など、日本語のさまざまな側面について、そのしくみや歴史的背景を解き明かします。また若者言葉や敬語など、身近な表現のほか、外国の方が日本語を学ぶときに直面する問題点についても考えます。
フランス語フランス文学科

レベル別少人数クラスで語学習得をサポートするほか、文学や芸術など多彩なフランス文化も学べます
【一人ひとりの習熟度に合わせた少人数教育】
フランス語の授業は初心者・既習者に分かれ、15人以下の少人数クラスでレベル別にサポート。1年次は基礎から文法を学び、フランス人の教員による会話の授業も始まります。授業以外の時間にも、学科研究室にはネイティヴ教員やフランス人TAもいて、一人ひとりの習熟度に合わせたきめ細やかな指導を実施しています。
【興味や関心のあるテーマを深く掘り下げる】
文学や芸術から映画やファッション、食文化、マンガやアニメなどのサブカルチャー、ポップカルチャーなど、多彩なフランス文化も学べます。3年次からは研究テーマを深める「専門ゼミ」に加え、フランスの言語・文化に関するテーマの中から選択するコースで、興味や関心のある分野を深く掘り下げます。
【授業・講義】
選べる3つのコース
3年次からは自分の興味・関心に合わせ、コースを選択します。
【フランス語スペシャリストコース】
通訳や翻訳、教育など、フランス語に関わる職業や研究をめざす人にオススメ。留学先でも困らないほどにフランス語力を伸ばします。また、フランス語検定をはじめとする資格試験対策の授業も履修可能です。
【フランス社会・生活文化コース】
フランスの現代社会や衣食住を中心とした生活文化を学びたい人にオススメ。フランスの社会問題、サブカルチャー、日本との文化比較など、現代文化の理解を深めます。
【フランス芸術・文学・歴史コース】
旅行・観光・文化事業分野をめざす人にオススメ。文学や美術、映画、音楽、演劇、バレエなど、フランス語圏の芸術を多面的に学びます。作品そのものの魅力、作品に描かれた過去の歴史や、作品が生まれた歴史的背景をあわせて理解することで、文化全般に関する知識を身につけます。
英語英文学科

英語の4技能を総合的に伸ばしながら、英語の思考力・表現力を向上させる
【高度な英語コミュニケーション能力を養う】
1年次からレベル別クラスに分かれ、4技能を徹底的に伸ばします。さらに「Integrated English Learning」では、現代グローバル社会に関するさまざまななトピックスを軸にして英語力を向上させます。英語によるインプットと英語でのアウトプットを反復することによって、4技能をバランスよく伸ばしながら、思考力と表現力が備わった本物の英語力を身に付けます。
【キャリア選択の幅を広げるプログラム】
希望のキャリア形成を支える実践型プログラムが選択できます。
〈PICKUPプログラム〉
①グローバルビジネスプログラム
ビジネスに必要な実践的知識・英語力を磨きます。
②ホスピタリティ・マネジメントプログラム
人との交流のある職業で求められるホスピタリティを理論と実務の両面から学びます。
③児童英語プログラム
子どもに英語を教えるために必要な知識と技能を実践的に身につけます。
【授業・講義】
2系統の専門科目
「文化」と「教育」の2系統の専門科目から、個人の興味・関心に合わせ、自由に選択して履修することができます。
■文化系(文化・文学・社会・歴史)
イギリス・アメリカを中心とする英語圏の文学や文化、歴史の専門的な研究や、日本を含むグローバル世界について学びます。「インターネットは世界にどんな影響を与えているか」、「日本や東アジアの音楽は現代社会をどう反映しているのか」など、現代社会・文化の問題をオールイングリッシュで考察する授業もあります。
■教育系(英語学・英語教育)
言語の「構造」「音声」「歴史」から「言語習得を中心とした心理言語学的側面」「年齢や性差など社会での言語使用」まで、英語を含む言語活動や、言語それ自体の構造を科学的に分析します。英語という言語にさまざまな角度からアプローチするだけでなく、教員養成を視野に入れた学びを行います。
アドミッションポリシー


●国語国文学科
・古典から現代までの日本文学、また、日本語や日本の文化、あるいは外国人に日本語を教えることに興味・関心を持つ人。
・興味ある領域について自分で問題を発見し、これを深く掘り下げられる人。
・高校時代に古典(漢文)を含めた国語の学習に熱心に取り組み、高い語彙力を有していることが望ましい。
●フランス語フランス文学科
・母国以外の言語・文化に興味を持ち、フランス語圏を中心としたさまざまな世界の文化・社会問題に強い関心を持つ人。
・異なった文化的背景を持つ人たちとの交流経験がある、または興味・関心を持つ人。
・高校時代に、特に国語、外国語(英語・フランス語など)の学習に熱心に取り組み、十分な読解力と表現力を有していることが望ましい。
●英語英文学科
・英語圏と日本を中心に国際的な文学・文化・社会、および英語コミュニケーションの理論を学ぶ意欲のある人。
・高度な英語運用能力を駆使してグローバル/ローカルキャリアを歩みたいと強く望む人。
・高校時代に学習した英語の音声や文法の基礎について正確に理解していることが望ましい。
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【住所・電話番号】
東京都調布市緑ケ丘1-25
入試広報課
(03)3326-8092(直通)