しらゆりじょし

白百合女子大学

私立大学 東京都

白百合女子大学/人間総合学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

児童文化学科(60名)
発達心理学科(60名)
初等教育学科(75名)

所在地

1~4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●人を知る学びを追求し、人を支える人を育てる
●人の生涯にわたる心の発達を科学的に研究し、心の問いに応える力を養う
●早期から現場での体験を重ね、子どもの目線に寄り添う教育者・保育者を育てる

人への理解と支援をもとに、「児童文化」「発達心理」「教育・保育」の視点から学ぶ

【学生数】

773名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

34名(2023年5月1日現在)

児童文化学科

【講義・学問分野】

学びのキーワード:絵本、おもちゃ、キャラクター、マンガ、ゲーム、アニメーション、ネオ・ファンタジー、YA文学、昔話、紙芝居、わらべうた、出版、翻訳、子ども服

発達心理学科

【講義・学問分野】

学びのキーワード:発達心理学、臨床心理学、発達支援、精神分析、発達障害、心理テスト、対人関係、生育環境、虐待問題、不登校、高齢化社会、カウンセラー、子育て支援、コミュニケーション、自分らしさ

初等教育学科

【講義・学問分野】

学びのキーワード:子ども、子育て、遊び、障害、コミュニケーション、学び・教える、創造・想像、ケア、支援、成長・発達、からだとこころ、ことば、児童文化

入学者・卒業者数

入学者数

202人
男女比
女子生徒数
202
男子生徒数
0
地元占有率
地元出身学生数
103
入学者総数
202

卒業者数

194人
就職者・進学者数内訳
就職者数
161
進学者数
10

学部の特色

人を知る学びを追求し、人を支える人を育てる

「児童文化学科」では、絵本やおもちゃ、アニメなど子どもの頃に夢中になった文化の魅力を読み解きます。子どもと大人が共有する文化を手がかりに、ボーダーレス化・グローバル化する文化の新しい可能性を探ります。

人の生涯にわたる心の発達を科学的に研究し、心の問いに応える力を養う

「発達心理学科」では、心の発達を科学的な観点から研究。年齢の変化に応じて心がどのように発達するのかを理解します。また心の問題を探り援助する方法を学び、障害・疾病を抱える人やその家族の支援についても考えます。

早期から現場での体験を重ね、子どもの目線に寄り添う教育者・保育者を育てる

「初等教育学科」では、初年次から幼稚園教諭・保育士を目指すコース、小学校教諭をめざすコースにわかれます。早期から現場での経験を重ね、子どもの目線に寄り添い、心身ともに健やかな成長を促す教育者・保育者を育てます。

学べること

児童文化学科

児童文学・児童文化・制作創作の3分野からアプロ―チ

児童文化を専門的に学ぶ珍しい学科で、子どもの頃に夢中になった文化の魅力を読み解きます。今や児童文化は子どもに限定した文化ではなく、絵本やおもちゃ、アニメにゲームなど、子どもと大人が共有する文化です。子どもから大人まで、日本から世界へ、ボーダーレス化・グローバル化する文化の多様性について考え、新しい文化の可能性を探ります。

児童文学・児童文化・制作創作の3分野からアプローチします。
【児童文学】
世界中で読み継がれている児童文学を研究。グリム童話などの伝承文学、YA文学、ファンタジー、海外や日本の児童文学などを取り上げ、多様なメディアと連動しながら物語文化を探ります。

【児童文化】
絵本、マンガ・アニメ、おもちゃや人形、ゲームやテーマパークなどを対象に、子どもも大人も夢中になる文化の魅力を読み解きます。

【制作創作】
絵本やアニメーション、童話などを実際に「作る」ことを通して、技術だけでなく「表現」する力を身に付けます。

【授業・講義】
児童文化学科で学べる授業

〈児童文学分野〉
「ネオ・ファンタジー」では、新しい世界観を持つ作品群を取り上げ、映像技術による表現方法や作品の系譜などを考察。また「児童文学・ドイツ」では、“グリム童話における子ども”をテーマに、昔話の特徴や国際性を理解し、200年たっても色あせない魅力に迫ります。

〈児童文化分野〉
「おもちゃ論」では、子どもを夢中にさせるおもちゃの魅力や社会におけるおもちゃの役割を学びます。「人形文化論」では、ぬいぐるみや着ぐるみ、アバターなど、さまざまな人形が登場する作品や事象を取り上げ、“人形”という媒介から“人形と子どもの関係性”を探ります。

〈制作創作分野〉
「アニメーション制作」ではカメラで1枚ずつ撮影をし、動画を作る「ストップモーション・アニメーション」を制作。ぱらぱらマンガ、切り紙アニメ、クレイアニメと基礎的な手法を体験した後、好きな手法でじっくり制作する段階へステップアップします。

発達心理学科

生涯にわたる心の発達と成長を理解し、心の問題に応える力を養う

人の生涯にわたる「心」の発達を科学的な観点から研究。年齢の変化に応じて心がどのように発達・成長していくのかを理解します。また人が直面する心の問題の原因を探り援助する方法を学びながら、障害・疾病を抱える人やその家族の支援についても考えます。

心理学の基礎をはじめ、発達心理学・臨床心理学・発達支援までを総合的に学びます。
【発達心理学】
胎児期から老年期までの人の発達や加齢の心理的過程を学びます。実験・調査によって得られたデータを、統計学を用いて分析します。

【臨床心理学】
発達障害やうつ病など、人が抱える心の問題や悩みの原因を探り、回復に向けた援助方法を学びます。精神分析などの心理療法に関する知識を深めます。

【発達支援】
発達障害のある人や子どもが、生活をする上で生じるさまざまな問題を解決するための支援。専門家として相談に応じることができるように必要な知識とノウハウを養います。

【授業・講義】
発達心理学科で学べる授業

「子どもの絵の実験心理学」
3~5歳の子どもの描く絵は、とてもユニークです。単に下手というのでなく、構造的に「へん」な絵をよく描きます。子どもはなぜそのような絵を描くのかを心理学の実験的方法でアプローチします。

「カウンセリング入門」
実際のカウンセリングにおいて、カウンセラーがどのようなことを考えてカウンセリングを行っているのか、また、どのような手段を使っているのかについて、分かりやすく解説します。

【国家資格「公認心理師」養成カリキュラムに対応】
発達心理学科および大学院は、国家資格「公認心理師」の受験資格に必要なカリキュラムに対応。本学大学院への内部進学制度を活用し、指定科目を全て修得することで、公認心理師を目指すことができます。
※公認心理師カリキュラムを履修するためには成績基準があります。

初等教育学科

子どもの目線に寄り添い、健やかな成長を促す教育者・保育者を育てる

初年次から幼稚園教諭・保育士を目指す「幼児教育コース」、小学校教諭を目指す「児童教育コース」に分かれて学びます。

【1年次から現場での体験学習を用意】
大学と現場を往復する実践型カリキュラムが特長。現場での体験を重視し、2コースとも1年次から教育・保育現場での学びの機会を用意しています。早期から現場での経験を積み重ねることにより、子どもの目線に寄り添い、心身ともに健やかな成長を促す教育者・保育者を目指します。

【実習の学びを確かなものにする事前事後指導】
実習前後の指導に力を入れ、学びを実践に生かす力を養います。実習前には実際の教育・保育現場を想定した模擬授業・保育を繰り返し、実習後には個人またはグループでの振り返りを通して、各自の学びをより深めます。

【教育・保育の在り方を多面的に学べるカリキュラム】
子ども理解の深化に役立つ児童文化学科・発達心理学科の授業を「隣接領域科目」として履修可能。子どもの心身ともに健やかな成長を促す教育・保育のあり方を多面的に学んでいきます。

【授業・講義】
初等教育学科で学べる授業

「領域言葉」
パネルシアター、ペープサートなど、さまざまな言語表現教材に触れながら、子どもとの時間の楽しみ方を体感します。言葉の発達についての知識や、遊びを通じて言葉を育むうえでの保育者の役割を学びます。

「教育・理科教育」
環境教育や理科教育の始まりは、身近にひそむ不思議を、子どもが見いだすところにあります。例えば身近にある水溶液について、簡単な実験を通して、幼児期の遊びと理科の学びとの繋がりを考察します。

「初等教育演習」
教育・保育の在り方や子どもの育ちへの課題、教材研究など、現場体験を通して気付いたテーマについて学びを深めます。課題解決に求められる研究視点や手法を学び、4年次の卒業研究につなげます。

アドミッションポリシー

 

●児童文化学科
・児童の文学や文化に興味・関心を持ち、想像力と創造力に富んだ人。
・授業や課外活動に主体的に取り組み、自分が求めるものを見極められる人。
・高校時代に、特に国語、英語の学習に熱心に取り組んできた人が望ましい。

●発達心理学科
・人間の心を科学的・実証的に探究することに興味・関心を持つ人。
・発達障害や心の諸問題の支援について、その専門的知識やスキルを学ぶ意欲のある人。
・高校時代に授業や課外活動に主体的に参加し、特に、高いコミュニケーション能力(国語・外国語を含む)を有していることが望ましい。

●初等教育学科
・保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す人、または子どもの支援や子育て支援に興味・関心を持ち、それを通じて社会に貢献したいと考える人。
・総合的な学習の時間や特別活動、部活動やボランティア活動などに主体的に参加してきた人。
・高校時代に教科全般を幅広く学習していることが望ましい。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

東京都調布市緑ケ丘1-25
入試広報課
(03)3326-8092(直通)

【URL】

https://www.shirayuri.ac.jp/

他の学部・学科も調べる

学費や就職などの項目別に、
大学を比較してみよう!

他の大学と比較する

このページをシェアしよう

ツイート LINEで送る

リストに追加しました

ページの先頭へ