せいしんじょし

聖心女子大学

私立大学 東京都

聖心女子大学/現代教養学部の詳細情報

※各学科には2年次から分かれます。

学科・定員・所在地

学科・定員

英語文化コミュニケーション学科(学部計:490名)
日本語日本文学科(学部計:490名)
哲学科(学部計:490名)
史学科(学部計:490名)
人間関係学科(学部計:490名)
国際交流学科(学部計:490名)
心理学科(学部計:490名)
教育学科(教育学専攻、初等教育学専攻)(学部計:490名)

所在地

1~4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●1年次は多様な学問に触れ、自分に合った学科を見極める
●「副専攻制度」で学科の枠にとらわれず系統的に学修できる
●外国語教育で国際性を身に付ける

キリスト教精神とリベラル・アーツの理念に基づき、総合的な人間力を高める教育をめざします。
一人ひとりを大切にするきめ細かな指導で、満足できる進路選択をサポートします。

【学生数】

2389名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

75名(2023年5月1日現在)

【大学院】

人文社会科学研究科[修士課程(英語英文学専攻、日本語日本文学専攻、哲学専攻、史学専攻)、博士前期課程(社会文化学専攻、人間科学専攻)、博士後期課程(人文学専攻、社会文化学専攻、人間科学専攻)]

英語文化コミュニケーション学科

【講義・学問分野】

音声学、英語教授法、メディア・リテラシー、ジャーナリズム論、オラルコミュニケーション、児童文学研究、英米文学特講、英語文化論、翻訳実践、英米文学史 など

日本語日本文学科

【講義・学問分野】

日本語学概論、日本語の音声、日本文学史、日本語教授法、対照言語学、日本文化論、日本語教育実習 など

哲学科

【講義・学問分野】

哲学・倫理学特講、思想史、新約聖書学、美学・芸術学演習、美術史、医療倫理、キリスト教学 など

史学科

【講義・学問分野】

ヨーロッパ中世史、ヨーロッパ近代史、ヨーロッパ現代史、アメリカ史、中国近代史、西アジア史、日本古代史、日本中世史、日本近世史、日本近現代史 など

人間関係学科

【講義・学問分野】

社会学、ジェンダー、組織心理学、メディアと社会心理、マスコミュニケーション、職業社会学、国際開発学、NGO・NPO論、家族社会学、比較文化学特講、社会調査実習 など

国際交流学科

【講義・学問分野】

国際経済学、国際機関論、地域研究、開発援助、国際政治学、比較文化学、国際法、平等論、カルチュラルスタディーズ、留学、国際メディア、ビジネス、グローバリゼーション、世界遺産 など

心理学科

【講義・学問分野】

発達心理学、臨床心理学概論、知覚・認知心理学、神経・生理心理学、学習・言語心理学、教育・学校心理学、福祉心理学、司法・犯罪心理学 など

教育学科(教育学専攻、初等教育学専攻)

【講義・学問分野】

[教育学専攻]
情報教育とメディア開発分野(情報化の発展と新しい教育課程など)、子どもと学びの基礎研究分野(学歴社会と教育の格差など)、グローバル教育と生涯学習分野(生涯学習、比較・国際教育など) 
[初等教育学専攻]
初等教育コース(小学校教育の基礎理論と応用など)、幼児教育コース(幼児教育の基礎理論と応用など)

入学者・卒業者数

入学者数

524人
男女比
女子生徒数
524
男子生徒数
0
地元占有率

卒業者数

551人
就職者・進学者数内訳
就職者数
467
進学者数
29

学部の特色

1年次は多様な学問に触れ、自分に合った学科を見極める

本学のカリキュラムの最大の特色は、1年次にさまざまな学問に触れ、2年次から学科・専攻に進むところにあります。
最初の1年間は、各学科・専攻が開講する入門科目をバランスよく履修しながら基礎的な知識や学問への主体的な取り組み方を身に付け、自分の適性をじっくり見つめて専門を決定します。
進路決定にあたっては、基礎課程演習(ゼミ)の指導教員(アカデミック・アドバイザー)からのアドバイスのほか、学科の説明会・相談会、上級生との懇談会など、少人数教育ならではの細やかな指導が行われ、自分にとって確かな道を選択することができます。

「副専攻制度」で学科の枠にとらわれず系統的に学修できる

副専攻制度とは、2年次から所属する学科・専攻を「主専攻」として学びながら、もう一つ別の学問領域を「副専攻」として系統的に学べる本学独自のシステムです。学科の枠にとらわれず、学生が各自の興味・関心にしたがって学びを深めていくことができます。
グローバル共生副専攻では、国際平和、開発援助、人道支援、被災地支援、女性と人権、地球環境、SDGs(持続的開発目標)などの学びを通し、世界の課題に対応できるリーダーシップ力を養います。

外国語教育で国際性を身に付ける

英語で論理的思考力を身に付ける
レベル別の少人数クラスで、個々の能力に応じた授業が行われています。さまざまな文章を正確かつクリティカルに読む練習や、英語でのディスカッションやプレゼンテーションを通して自分の意見を発信する力を磨きます。

実践的な第二外国語教育
本学では英語に加えて、フランス語や中国語、コリア語などの第二外国語の学習にも力を入れています。1年次からネイティブ講師による会話練習の授業があり、実践力を養うカリキュラムになっています。希望者は4年間継続して勉強できるほか、外国語検定試験の勉強会も行われています。

学べること

英語文化コミュニケーション学科

5つの研究分野を通して、「英語コミュニケーションの実践」と「英語文化の理解」をめざす

「英語学・英語教育学」「英米文学」「メディアと社会」「英語コミュニケーション」「英語文化」を軸に、豊富な知識と柔軟な英語運用力を身に付けます。ネイティブ教員の授業が充実し、授業の約7割が英語で行われます。プレゼンテーションの機会も豊富で、卒業後は英語を生かせる仕事に就く人が多いことも特徴の一つです。中学・高校の英語科の教員免許も取得可能です。

【授業・講義】
英米文学演習

ミュージカルについて英語で学ぶ授業。ジェンダーの観点から恋愛や家族をめぐる仕掛けとは?作品世界を生かす、歌える訳詞とは?最近の英語の研究理論をふまえ、ミュージカルを学問的に検討し、英語台本を精読して翻訳を試みます。作品を劇場で鑑賞し、舞台のおもしろさや翻訳の工夫を吟味し、人や文化の絆を自由に紡いでいくミュージカルの機能を考えます。

日本語日本文学科

日本の言語と文学、文化を深く理解し、世界に向けて発信する力を育む

「日本語学」「日本文学」「日本語教育学」を柱に、日本語と日本文学を深く理解し、異なる文化の人に分かりやすく伝える力を養います。中学・高校の国語の教員免許が取得できるほか、外国人に日本語を教える日本語教員課程(他学科生も履修可)があり、高い専門性を身に付けることができます。

【授業・講義】
日本語教育実習

日本語教員を養成する「日本語教員課程」の最終段階が「日本語教育実習」です。今までに学んだ知識やスキルを生かし、外国人学習者に日本語を教えます。学習者は大学周辺で募集し、アメリカ、インド、カナダ、韓国、中国、フランス、ベトナム、ミャンマーなど、多くの国の方に協力していただきます。世界の広さと多様な文化を実感できる体験型学習です。

哲学科

哲学は知を恋する心。幅広い視点で、物事を深く考える力を身に付ける

問題を深く掘り下げ考え抜く哲学的方法で、過去から現代、西洋から東洋までさまざまな人間観や世界観を幅広く学びます。こうした学びを通して自らの考えを見いだし、論理的に説明する力を養います。博物館学芸員や中学の社会・宗教科、高校の地理歴史・公民・宗教科の教員免許も取得可能です。

【授業・講義】
哲学カフェ

2年次必修の「哲学基礎演習」では、前期・後期の終わりに学科の全教員と2年次生全員が出席する「哲学カフェ」を開催します。「哲学カフェ」の計画段階から学生が積極的に参与。教員側からグループ討論の課題が提示され、担当教員ごとのグループでディスカッションを行います。クイズ・哲学的対話を通して一人では発見できない新たな答えを見いだします。

史学科

歴史を楽しく学ぶことを通して、現在と未来のさまざまな問題に対処できる力を養う

「日本史」と「世界史」の2コース制。古代から現代まで時間的にも空間的にも幅広く学びます。各時代や地域について幅広く学びながら、演習で特定のテーマを深く掘り下げていきます。歴史上重要な場所を訪れる学外研修も好評です。博物館学芸員や高校の地理歴史の教員免許などの資格が取得可能です。

【授業・講義】
世界史演習

近現代ヨーロッパについて書かれた歴史書や論文集を読み、プレゼンテーションとディスカッションを通じて学びます。ドイツとオーストリアを中心に、イギリスやフランス、ロシア、東欧など幅広い地域を扱います。中世ヨーロッパに関係した展覧会などに出掛ける学外研修も行っています。毎回活発な討論が展開され、思考力や表現力が自然と身に付くのが特徴です。

人間関係学科

多様化した社会と人間のあり方を考える研究を通して、知を磨き、社会を見通す力と実行力を育む

「社会心理学」「社会学」「文化人類学」の3領域を学び、現代の諸問題を問い直す目や多角的な考察力を培います。「社会調査士」の資格取得が可能です。卒業後はマーケティング分野、新聞記者などマスコミ関係の仕事に従事する人もいます。

【授業・講義】
社会調査実習

社会調査実習は、面接(インタビュー)や内容分析、質問紙調査などを行います。テーマはファン心理をメインとし、流行やマーケティング、SNS、広告、CM、恋愛ドラマなどの多岐にわたる研究・社会調査の実践を通し、マーケティング調査の知識やスキル、分析方法などを習得できることが最大の特徴です。

国際交流学科

世界を視野に入れた価値観を築き、グローバル社会で活躍、貢献できる力を培う

「グローバル社会コース」と「異文化コミュニケーションコース」に分かれます。グローバル化に伴うさまざまな課題を解決し、国際社会に貢献することのできる人材を育成します。国際機関職員や商社、国内外の金融証券業界、記者などマスコミ関係、広い分野で多くの卒業生が活躍しています。

【授業・講義】
国際環境論ゼミ

「国際環境論ゼミ」では、気候変動や森林破壊の問題に加え、学生自身が関心を持つ環境テーマについて取り組み、問題解決の思考力を高めていきます。
ゼミ合宿などを通じてゼミ生同士の親密度も高く、和気あいあいと聖心祭での発表にも取り組んでいます。

心理学科

自分の心、他者の心をめぐるさまざまな謎を科学の目で理解し、心の科学リテラシーを養う

「認知」「発達」「臨床」の3領域の心理学を柱に実験や調査を行いながら、人間の心理や行動について科学的な理解を深めていきます。本学科では「認定心理士」の資格が取得可能です。「臨床心理士」をめざし、大学院に進学する学生が毎年20%程度いるほか、法律事務所や教育・学習支援業など卒業後の進路は多様です。2019年度からは「公認心理師カリキュラム」を開始し、2023年公認心理師試験において本学大学院の修了生が全員合格。前年に続き合格率100%を達成しました。

【授業・講義】
心理学実験

観察と心理テストを通して、人間の心の発達とパーソナリティについて学び、心とは何かを多角的に考え、理解することを促します。発達研究領域では、研究対象となるヒトや動物の行動を客観的に記録するための手法である行動観察法を学び、データ分析を通してレポートとしてまとめます。臨床研究領域では、質問紙法や投影法(描画法など)のいくつかのパーソナリティ・テストを実践し、結果をまとめ、グループディスカッションなどを通して理解を深めます。

教育学科(教育学専攻、初等教育学専攻)

[教育学専攻]人々が学び、育ち、共に社会を築く、その営みをグローバルな視点から実践的に解き明かす

教育手法だけでなく、生涯学習や教育課題、グローバル教育など、教育そのものについて幅広く学んでいきます。問題解決能力を養うため、体験的授業やプロジェクト型科目など、特徴的な授業を数多く開設しています。

[初等教育学専攻]豊かな心、確かな力量、強い責任感を持ち、子どもの「いのち」と「こころ」の成長を支える力を伸ばす
「初等教育コース」と「幼児教育コース」があり、それぞれ小学校または幼稚園の一種教員免許状の取得が卒業要件になっています(両方取得も可能)。ゼミ形式の授業が多く、小学校や幼稚園に赴きフィールド学習を実施。「幼児教育コース」では保育士資格も同時取得可能です。

【授業・講義】
[教育学専攻]Myプロジェクト

課題探求力とプレゼンテーション力を養います。コースに応じたテーマによる調査研究、教材開発、社会貢献活動などを構想し、研究計画を立てて取り組みます。中間報告会・成果報告会、レポート執筆を行い、研究のための基礎的能力を形成していきます。

[初等教育学専攻]保育実習指導
保育所や児童福祉施設における子どもたちの生活や遊びを実際に観察・参加し、保育の実践について学びます。さらに、子どもの行為の意味を捉えるための記録の取り方や、子どもの興味・関心を基に活動を立案・実践するための模擬保育など、実習で必要なことを実践的に学んでいきます。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

東京都渋谷区広尾4-3-1
アドミッションズオフィス
(03)3407-5076

【URL】

https://www.u-sacred-heart.ac.jp/academics/faculty/

現代教養学部の主な就職先

旭化成ホームズ、ウイルテック、佐藤製薬、日立製作所、関東電気保安協会、KDDI、伊藤忠テクノソリューションズ、テレビ東京制作、日本ナレッジ、ANAエアポートサービス、日本郵船、シーアイ繊維サービス …ほか

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