聖心女子大学/卒業後の進路
心に響くおもてなしを届ける客室乗務員をめざして

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
フランス留学で飛行機を利用した際、緊張と不安を感じていた私に温かく声をかけてくださった客室乗務員の方に憧れて、同じ道をめざしたいと思うようになりました。また、留学で身に付けた国際的な視野と、茶道で学んだ「おもてなしの心」が生かせるのではないかと考えました。
その後、大学のキャリアセンターを通じて卒業生を訪ね、具体的な仕事内容や大切にしていることについて深く学ぶ機会を得たことで、さらに意欲が高まりました。また、面接の対策としてキャリアカウンセラーによる個別相談を利用し、企業の求める人物像について理解を深めたほか、面接マナー講座にも参加しながら準備を進めたおかげで、自信を持って選考に挑むことができました。
キャリア選択のポイント
聖心女子大学には「グローバルリーダーシップ・プログラム」という特別プログラムがあり、インターンシップやプロジェクト型授業を通して複数の学問を分野横断的に学ぶことができます。私はこのプログラムを通じ、英語を使ったインターンシップに参加するなど、貴重な経験を積むことができました。多文化理解を深めるこうした授業の中で人とのつながりの大切さを学んだことで、異なる文化的背景を持つ人々のために働く客室乗務員という仕事によりいっそう魅力を感じるようになりました。
今後の夢・目標
客室乗務員として、搭乗される全ての方に最高のおもてなしを提供することが私の目標です。そのためにはホスピタリティ面での細やかな配慮だけではなく、万が一の緊急事態に備え、冷静さと的確な判断力を兼ね備えることが求められます。客室乗務員の迅速かつ的確な対応は、多くの命を守ることにつながる重要な役割です。このようなスキルを身に付けるためには厳しい訓練が必要だと思いますが、乗客の皆さまが安心して心地よい空の旅を楽しめるよう、使命感を持って努力を続けたいです。