東海大学/志望理由
多くの人に考古学や遺物の魅力を伝えたい
文学部 歴史学科 考古学専攻 1年
田端宏成さん
埼玉県・私立高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
考古学に興味を持ったのは中学3年生のときです。当時は特に古代メソポタミアに関心がありました。考古学は歴史学とは異なり、遺物から古を考えるという視点に惹かれました。大学に入学してから、考古学に関する基礎的な内容を一から学んでいます。知らないことも多く、日々新たな発見があります。現在は、友人の影響で興味を持った石器や弓矢についても勉強しています。卒業までに矢尻の制作も含め、弓矢の復元に挑戦したいと思っています。
この大学を選んだ理由
東海大学には考古学を専門的に学べる専攻があり、入学後すぐにゼミがある点に惹かれました。入学前から海外考古学、特に古代メソポタミアに興味を持っていたので、海外考古学が専門の先生がいること、さらにフィールドワークで発掘調査に参加できることも進学の決め手になりました。また、学内の収蔵庫に多くの遺物が収蔵してあることにも魅力を感じました。さらに、理系分野の学びにも触れてみたいと考えていたことから、総合大学である東海大学を選びました。
社会との関わり
意外と知られていませんが、実は考古学はとても身近な学問です。例えば、東海大学湘南キャンパスはもともと遺跡でした。このように身近に遺跡があることは珍しくありません。また、博物館には多くの考古資料が展示されています。発掘調査によって出土した遺物から地域の歴史や文化を考えるという機能も果たしています。私自身、まだできることは少ないですが、建学祭(文化祭)で行う専攻の展示に取り組み、多くの人に考古学や遺物のことを知ってもらいたいと思います。
