東京家政学院大学/私のイチオシ
「ファッションの歴史」は社会を考える視点である

※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
成人年齢が18歳となり、高校生の皆さんも成人になるということを身近に意識されているかと思います。ところで、この成人の日というと、女性は振袖を着用するため、伝統的な祝典と思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、成人の日は戦後の祝日法で制定された、日本にとっては新しい行事で、その祝典に何を着なければいけないというルールはありません。こうした今日の成人式の装いがつくられてきた背景を考えると、服飾文化から社会の出来事や人々の意識に気づくことができます。服飾文化史は社会を考える視点なのです。
この学問のココがおもしろい!
服飾文化を研究していると、ファッションの変化には社会の大きな動きが関与していると感じさせられます。近年はジェンダーレスファッションという言葉を耳にしますが、これは何も男性がスカートを、女性がパンツを履くといった目に付きやすいアイテムの問題だけではありません。4年生の卒業研究にてこれまで、男女のファッションのシルエットの変化や、男女の服の色の調査などを行ってきました。これらの結果を組み合わせて考えていくと、昭和後期以降に社会が男女の境界を乗り越えることを志向してきたことがわかります。
本学は2026年4月から全学共学となります。高校生の皆さんにとって、ファッションに関心を持つ方は多いと思いますが、ファッションを含めた「生活」に関する学び全般、性別は関係ありません。多様な価値観を受け入れ合い、社会人となった時に求められる洞察力、考える力を身近な「好き」を学問として学びながら養っていきましょう。
キャンパスのお気に入りスポット

本学の千代田三番町キャンパスは小規模なキャンパスです。エントランスでは季節のイベントに応じて学友会(学生の自治組織)などのスタッフが飾り付けをしています。写真のクリスマスツリー以外にも、七夕やハロウィン、そして6月のローズ祭には創意工夫のモニュメントやオーナメントで飾り付けられます。学生たちがキャンパスを彩る機会をこのほかにもどんどんつくっていく予定です。皆さんも東京家政学院大学に入ったらぜひ参加してください。