東京農業大学/志望理由
農・医学に基づく学びで食品開発に必要な専門性を養う
応用生物科学部 栄養科学科 1年
鈴木七菜さん
東京都立調布北高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
きっかけは、小学生のとき、学校給食を原因としたアナフィラキシーショックの疑いによる死亡事故が身近に起きたことでした。食事が何よりも大好きだった私にとって、アレルギーのために食べ物を我慢しなければならない人がいることは衝撃的でした。その事故以降、食育の授業が多くあり、アレルギー疾患や食品中の成分に強い関心を持ちました。こうした背景から、アレルギー疾患を持つ子どもたちのQOL向上や食事を通して人々の健康に貢献したいと考えるようになり、管理栄養士という存在を知りました。
この大学を選んだ理由
東京農業大学 栄養科学科では、農学と医学を土台とした栄養学や食品加工学などの知識や技術を学ぶことができるため、食品開発に求められる専門性をより高めてくれると思いました。農に特化した留学プログラムで、異国の食材や調理法などを学ぶこともでき、グローバル社会で活躍するために必要な学びが充実しています。また、キャンパス内の食品加工技術センターには、幅広い食品加工の研究設備が整っており、 実際の工場と同じ製造過程を学ぶことができます。企業と連携して共同開発できる環境も魅力でした。
将来の展望
現在は、管理栄養士と栄養教諭の同時取得を目標に勉強中です。栄養科学科では、所定のカリキュラムを修了すれば、卒業時に管理栄養士国家試験の受検資格を得ることができます。研究室配属後は、利用者の嗜好的欲求を充足させるための品質管理について学んでいきたいと考えています。調理・加工における成分・物理・品質・嗜好特性を、全ライフステージに配慮しながら栄養・食事管理ができる、そんな管理栄養士になりたいです。