東京農業大学/志望理由
多様なフィールドでの実習を通して農学を追究できる
農学部 農学科 1年
清水咲帆さん
三重県立四日市高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私の通っていた高校は文部科学省によるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されており、課題研究の授業が実施されていました。私は生物を選択していたため、ネギを題材に実験から発表までを行いました。その過程で植物を相手にすることの難しさを感じると同時に、個体差がありながらも一定の傾向があることにおもしろさを感じました。そして日々少しずつ成長していく姿に愛着が湧き、植物に魅了され、農学の道を志すようになりました。
この大学を選んだ理由
実学主義を掲げている東京農業大学にはたくさんのフィールドがあり、1年次でも週に一度の農業実習が設けられています。私は植物と関わる場所で働くことが夢なので、多くの実習で現場の農業が学べることはとても大きなポイントでした。また、オープンキャンパスに参加した際、教員と学生の距離が近く、穏やかで活気ある雰囲気がとても居心地よかったことも魅力的でした。
社会との関わり
日本の食料自給率が低いことは、中学・高校の社会科で学んだり、昨今のウクライナ戦争といった国際事情と輸入の関係で、食料の価格が高騰したことなどで、よく知られていることだと思います。食料および植物を育てるには肥料が必要で、特に化学肥料は輸入に頼っていると学びました。堆肥を用いて植物を育てる、家畜の敷料に稲わらを用いるなど、国内自給率の低い耕畜を連携させ、相補的に対策していくことなどが必要であると思います。