にほんしゃかいじぎょう

日本社会事業大学

私立大学 東京都

日本社会事業大学/私のイチオシ

福祉の制度・サービスの新しく有効なしくみづくりに取り組む

顔写真
社会福祉学部 福祉援助学科 新藤健太先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

どんな人でも一人っきりで生きているなんてことはないですよね。家族がいたり、友人がいたり、信頼できる先生がいたり、塾や習い事・アルバイトなどがあればそこでの人間関係があったりするものです。高校生である皆さんは、こうしたさまざまな人たちとの関わりの中でいろいろなものを受け取り、また皆さんのほうからもいろいろなことを与え、成長していくのだと思います。ただ、病気であったり、障害であったり、貧困であったり、その他のさまざまなことであったり、いろいろな理由でこうした経験を得にくい人たちもいます。ソーシャルワークは、そうした人たちとさまざまな人たち(すなわち地域・社会)をつなげていく大切な役割を担っています。

この学問のココがおもしろい

新藤ゼミの一風景(卒業論文のためのデータ分析)

病気・障害・貧困など、どんなに過酷な状況にあっても人は自分の人生を自分の力でよい方向に進める力を持っています。また、どのような状況にある人でも自分の人生の決定権を自分自身が持ち続け、自身が望む人生を歩んでいくことができます。ソーシャルワークではこのことをレジリエンス(復元力)やリカバリーと呼んでおり、こうした信念に基づくアプローチ法をストレングスモデルと言っています。現在、日本にはこうしたことを実現するためのさまざまな制度・サービス・プログラムが存在しています。高齢者福祉サービスや障害者福祉サービス、児童福祉サービスなどがこれにあたります。しかし、中には、まだ有効なしくみがつくられていない領域もあったりします。例えば、近年話題になっているヤングケアラー支援などはこれにあたるかもしれません。私は研究・実践を通して、こうした問題に対して、プログラム開発・評価の方法論を駆使し、新しく有効なしくみづくりに取り組んでいます。これはソーシャルワークが果たすべき重要な機能の一つです。皆さんも一緒に有効なしくみづくりを通して社会を変革する方法を学んでみませんか?

キャンパスのお気に入りスポット

日本社会事業大学附属図書館

私がおススメしたいスポットは図書館です。蔵書数は約26万点にのぼり、江戸・明治期の慈善・救済事業に関する文献をはじめ、戦前・戦後の貴重な図書・資料を豊富に所蔵しています。建物は3階建てで、1階は子ども福祉図書館になっています。2階・3階には十分な数の学習スペース、3階にはコンピュータ室などが備えられています。本学学生はここで、授業や国家試験の勉強、卒業論文の調べものや執筆に取り組んでいます。図書館は学外の方にも公開しており、さまざまな方にご利用いただいています。ぜひ一度、本学の図書館を見にいらしてください。そのほかにも、介護実習棟(ユニットケア実習室、床上介護実習室、入浴実習室など)、研究棟(コンピュータ室、ピアノ練習室など)、厚生棟(学生食堂、売店、サークル部室など)ほか、見ていただきたいスポットがたくさんあります。オープンキャンパスなどで、ぜひ一度お越しください。

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