日本女子大学/人間社会学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

現代社会学科（105名）
社会福祉学科（97名）
教育学科（97名）
心理学科（81名）

所在地

1～4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●「人間と社会」を総合的に学び、一人ひとりが生かされる、より良い社会環境を創造する力を育む

ヒューマンサービスを中心に拡大する職業分野を視野に入れ、社会に貢献できるキャリア育成を目指します。各学科は、それぞれの分野で「人間と社会」を深く理解する「豊かな知」、そしてそれを応用して「社会的に実践する技」を学ぶ、さまざまな授業や少人数制の演習、実習科目を提供しています。

【キャンパス】

目白キャンパス

【学生数】

1638名　（2025年5月1日現在）

【専任教員数】

46名（2025年5月1日現在）

【大学院】

人間社会研究科（博前・博後）

現代社会学科

【講義・学問分野】

社会学、スポーツ社会学、比較社会学、社会学（都市、社会運動、労働）、労働経済学、社会保障論、社会学（都市、メディア、モビリティ）、文化人類学、文化研究、史学一般、社会学（環境）、歴史学、日本近現代史、家族社会学、ジェンダー論、質的調査法、社会学（ジェンダー論）、スポーツ史など

社会福祉学科

【講義・学問分野】

社会福祉学（貧困、生活保護、公的扶助、社会政策）、社会福祉学（地域福祉）、社会福祉学（障害福祉）・障害学、社会福祉学（社会福祉政策）、社会保障論、社会学（ジェンダー、家族、女性労働、家計）、社会福祉学（児童福祉）、社会福祉学（利用者本位サービス論）、法学（社会保障法、労働法）、社会福祉学（国際・多文化ソーシャルワーク）、社会福祉学（医療福祉）、社会福祉学（精神保健福祉）、社会福祉学（高齢者福祉、介護福祉）、社会福祉学（公的扶助、社会保障、路上生活者、若者）、社会福祉学（権利保障、子ども・若者支援）など

教育学科

【講義・学問分野】

日本教育史、ジェンダー史、異文化間教育、学校臨床学、教育心理学、教科教育学（社会科教育）、地理学、地理教育史、生徒指導、進路指導、教育社会学、音楽教育学、生涯音楽学習、教育行政学、教科教育学（算数、数字教育）、教育経営学、教科教育学（国語科、書写・書道教育）、教育工学、教育情報ネットワーク、生涯学習論、社会教育学、教育哲学、教育思想史、教科教育学（美術科教育）、教科教育学（数学教育学）など

心理学科

【講義・学問分野】

臨床心理学、実験心理学、認知科学、知覚の認知心理学、心理物理学、発達心理学、社会心理学、感性情報処理、芸術情報学、人間拡張、メディアデザイン学、健康科学、看護学など

学部の特色

「人間と社会」を総合的に学び、一人ひとりが生かされる、より良い社会環境を創造する力を育む

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学べること

現代社会学科

社会を多角的に分析し、諸問題の解決法を構想できる実践的能力のある人へ

1.現代社会の問題を多角的な視点から考える
社会学、経済学、文化人類学、歴史学などの社会諸科学の理論と方法を学修し、現代社会を多角的に見つめ直します。社会情勢をふまえ、個人、家族から地域、民族、国家などの広い領域に至る社会問題を多角的な視点から考えます。
2.幅広い領域から自分のテーマを模索する
「基礎演習」で基礎知識を修得し、3年次からは少人数制の「演習」で専門的な研究に励みます。多彩な講義の中で自分のテーマを探しつつ、社会調査や情報処理などのデータ収集と分析技法を修得。データを読み解き、理論的に相対化して学ぶ力を育てます。
3.社会人スキルが育まれ、高い就職率を維持
自らの視点で社会問題を論じる力を養う本学科は、高い就職率を誇ります。4年間で身につけた物事の見方や問題解決能力は、幅広い職業で生かされます。中学校（社会）、高等学校（公民・地理歴史）の教員免許も取得できます。

社会福祉学科

多様化する社会問題を解決し、誰もが自分らしく生きる「共生社会」を創造できる人へ

1.共生社会を実現する意欲と深い知力を養う
「社会福祉の問題についての認識」「法や制度・政策の体系的理解」「問題解決のための専門技術・方法」を柱に、これらを総合的に学修します。誰もが自分らしく生きる共生社会を実現する深い知力を養います。
2.従来の枠組みにとらわれず広い視野から福祉を学ぶ
「国家にとどまらない公共の在り方を学ぶ公共政策」「福祉の発想に基づく生活環境と文化創造を目指す福祉文化」「相互に尊重し多様性のある社会を実現する人と人との関係」など、広い視野から福祉を学びます。
3.伝統を受け継ぎながら広がる活躍の場
所定科目の履修で社会福祉士の受験資格が得られます。1921（大正10）年の学科開設以来、福祉専門職を養成してきましたが、最近では、司法・更生保護、学校教育、NPO、一般企業など、卒業生の活躍の場はますます広がりを見せています。

教育学科

教育問題と現代社会の課題にアプローチできる、人間性豊かな人へ

1.社会科学分野からも教育へアプローチ
教員免許取得のためのカリキュラムが充実しているだけでなく、人間の発達形成の仕組みを理解するために、心理学や社会学分野の授業科目も多数設置。さらに生涯学習や国際協力・多文化共生など、教育と現代社会の関わりについても考察します。
2.1年次から演習を経験、資格取得のサポートも充実
1年次には、大学で学ぶための基礎概念、文献利用方法、レポートの作成方法などを学修し、少人数による演習（ゼミ）も経験。実践力をつける学校インターンシップや情報処理の演習科目も充実しており、教員採用試験対策講座などで資格取得もサポートします。
3.教育界をはじめ、多彩な分野で活躍
9割超の学生が教員免許を取得し、多数の学生が教員への道を進みます。また本学科での「人間を育てる学び」を生かし、教育関係の企業をはじめとする一般企業、行政機関、NPO、地域社会など、卒業生は多彩なフィールドで活躍しています。

心理学科

「こころ」に、科学的・実践的にアプローチできる心理の専門家へ

1.心理学の2本柱をしっかりと学ぶ
「基礎心理学」として、知覚・認知、発達、学習、言語、脳科学などの心理学を修得。「人間関係（臨床）心理学」では、人格心理学、臨床心理学、社会心理学などの対人的心理学を中心に、家族心理学、犯罪心理学、スクールカウンセリングなども学びます。
2.参加型・体験型の授業で実践的能力を養う
1、2年次に心理学の基礎的な考え方を学び、心の仕組みや働き方を知るとともに、それらを明らかにする科学的な研究方法や解析手法を理解します。少人数制の演習・実験科目を1年次から必修とし、実践的に学びます。
3.専門性を生かす進路と高い大学院進学率
研究を通して培われる知性と人間性は、人と接するすべてのフィールドで生かすことができます。公認心理師[国家資格]、臨床心理士や研究者を目指す学生も多く、例年15～20％の学生が大学院へ進学しています。