文化学園大学/卒業後の進路
授業とアルバイトでの経験を生かし、ファッションブランドに内定
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
高校生の頃から株式会社ファーストリテイリングのことを知っていて、将来は、国内だけでなく国外でも有名なブランドを持つ企業に就職したいと考えていました。文化学園大学に進学した理由は、ファッションショーや卒業イベントなど、ファッションを思いきり学べる環境があったからです。
授業では、衣服の制作をはじめ、デザイン画や服装史、アパレル生産方式などファッションを基礎から学び、3年次からはプロデューサー・ジャーナリストコースでファッション雑誌の編集やトレンド分析を学びました。そのときに、個性的なデザインや制作技術を探究するよりも、予算を抑えて効率よくよりいいものを完成させる方法を考えることにやりがいを感じ、マネジメントや経営に関わる仕事に向いているのではないかと考えるようになりました。
また、就職活動を行う前に先輩の体験談を聞く機会やキャリアアドバイザーによる面談があり、業界について熟知した方々からのアドバイスにも助けられました。
キャリア選択のポイント
2年次の夏、教員から紹介されたスタイリストのアシスタントを始めたことで、いろいろなアパレル企業に顔を出すようになりました。そのうちの一つが内定をいただいた企業でしたが、職場の雰囲気がいいなと感じました。また、3年次に、海外ブランドでのインターンシップを経験したことで、より自分に向いている企業が絞れてきました。そして、就職活動前にアパレルの販売職を経験したいと思い、その後内定をいただくことになる企業が展開するブランドの店舗でアルバイトを始め、大学で学んだ制作技術や素材の特性、トレンド分析などを現場で生かせることを実感しました。
さまざまな活動が進路決定へとつながりましたが、最後に後押ししてくれたのが、キャリアアドバイザーの存在。ファッション業界を熟知されている方で、数多くあるアパレル企業の比較方法や選考途中での適切な行動の取り方などを丁寧に教えていただき、第一希望の企業から内定をいただくことができました。
今後の夢・目標
内定をいただいた企業は国内1位のSPA(ファッション商品の企画から生産、販売までの機能を垂直統合したビジネスモデルのこと)であることからも、販売の技術だけでなく、トップレベルの経営体制を学ぶことができるため、キャリアを広げやすいと考えています。アルバイトをしていたブランドのグローバルリーダー職での内定ですが、まずは掲げられた育成目標の達成に向けて励みたいと思います。そして、大学生活と同様、自分の可能性を自分で狭めず、職場以外のサードプレイスを持ちながら、何事にも積極的に挑戦していきたいです。目の前のことに集中するだけでなく、ファッション業界を多角的に捉え、文化学園大学だからこそ得られた知識や技術を誇りに思い、今後の仕事に生かしていきたいです。