東京都市大学/私のイチオシ
化学反応のメカニズムを理論的に学べる

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
もともと環境問題の解決につながるような研究をしたいと考えていました。また、高校時代に取り組んでいた研究内容と類似したテーマを扱う先生が東京都市大学にいらっしゃったことも大きな理由です。応用化学という幅広い分野で化学を学べることに加え、物理的な内容も学べる点に魅力を感じました。受験生のときはまだ将来の目標を明確に絞りきれていなかったのですが、応用化学を学ぶことで将来的な選択肢が広がると考え、進学を決意しました。
この学問のココがおもしろい!
私は今、太陽光を当てることで酸化還元反応を起こし、海水から水素などの有用な物質を生成することが可能な素材を研究しています。高校では化学を「覚える」ことが主でしたが、大学では「なぜその反応が起こるのか」を理論的に深く理解できる点が非常におもしろいと感じています。高校までに学んだ知識をさらに深堀りすることで、化学の魅力をより実感しています。たとえば、光触媒を使った人工光合成の研究では、地球温暖化などの世界的な環境問題の解決に直結する可能性を感じます。実験や研究を通して、理論を実践に結び付けられる点がとても興味深いです。
キャンパスのお気に入りスポット
キャンパス内には学生が自由に利用できる「学生工房」があり、自習や課題を進めるのに最適なスペースが整っています。また、食堂は広々としており、複数のカフェスペースもあるため、授業外の時間を快適に過ごせます。理系だけでなく多様な分野の学生が同じキャンパスに所属しているため、さまざまな考えを吸収できるのも魅力です。オープンキャンパスに訪れる際には、ぜひ7号館を見学してほしいです。新しい建物で清潔感があり、海外の大学のような交流スペースが設けられていて、大学ならではの雰囲気を味わうことができます。