東京都市大学/私のイチオシ
建築の在り方を考え、その力を引き出せる設計者になりたい
建築都市デザイン学部 建築学科 4年
池田公輔さん
千葉県立薬園台高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
子どもの頃に見ていた建築関連のテレビ番組がきっかけです。中でも小学校5年生の頃に見た高層建築物の特集番組に夢中になり、建築という分野に興味を抱きました。それ以来、旅行やスポーツ観戦などに出かけても、そこで行われている出来事以上に建物に見入ってしまうようになっていました。
中学2年生の時には、すでに高校での理系選択、および大学での建築学科への進学をめざしていました。
この学問のココがおもしろい
建築は、アートとエンジニアリングの中間に位置しており、多分野との関係性が強いことに面白さを感じています。私は学ぶ上で、生き物のしくみからのアプローチや、人の根源を考える文化人類学、人の行動の背景や要因を学ぶ行動心理学など、ただ建築自体を学ぶのではなく、その建築を使う人との関わり方も併せて、さまざまな学問と横断的に考えています。東京都市大学での学びを通して、建築とは単純な造形ではなく、その場でどのような出来事を演出できるかなど、建築を通じて社会・人にいかなる影響や変化を与えられるかといった点で社会に対して大きな力と責任を持つ存在であると知り、さらに興味を深めました。卒業設計では私の考える建築の在り方をアウトプットできるよう、研究を進めています。
キャンパスのお気に入りスポット
東京都市大学には建築学科の専用棟があり、大きな吹き抜けのある製図室や、広々と活動できるスペースが多く設けられていて、集中して制作に取り組むことができます。特に私が気に入っているのは、建築学科棟4号館の中2階東側にある小さなスペースです。日当たりがよく空が大きく見えるので、物思いにふけったり、気持ちを切り替えたいときに利用しています。