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早稲田大学/私のイチオシ

企業との共同プロジェクトで「組織行動学」に夢中に

顔写真
商学部 3年 中山黎一さん 福島県立福島高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

高校の部活動で、部員によってモチベーションの差があり、まとめ方に悩んだことがありました。また大学のグループワークでも、考え方が異なるメンバーをまとめ、よりよい意思決定を導くにはどうすればよいかを考えることも多々ありました。そのような経験から、「組織行動」に興味をもって学んでいたのですが、大学3年の夏からゼミで企業との共同プロジェクトが始まったのをきっかけに、「組織行動」という学問とより真剣に向き合うことになり、すっかり夢中になりました。具体的には、企業の離職率を低下させるための施策を考え、それらを英語の論文やアンケート調査から理論的に組み立てました。特に離職の原因を論文から探し出したり、MPS(Motivating Potential Score:モチベーションがどのくらい引き出されるかのスコア)のモデルに基づいたアンケートを作成したりするなど、実践的な学びができるところが、大きな魅力です。

この学問のココがおもしろい

商学部ではただ漠然とビジネスについて学ぶだけではなく、金融、経済学、マーケティングなど、それぞれの基礎知識を身につけたうえで、自分の興味のある分野を学ぶことができます。高校時代は、ビジネスに対してぼんやりとしかイメージできていなかったことが、大学に入ってからは各分野について明確なイメージをもつことができるようになりました。また、各分野でテーマが細分化されていて、例えば経営学であれば、経営組織や経営戦略、人的資本管理、ビジネスモデルなど、多岐にわたるテーマに分かれます。このように商学という学問の幅広さ、奥深さを感じたのも、早稲田大学に進学してからだと思います。

キャンパスのお気に入りスポット

11号館のラウンジの様子をぜひご覧になってください。11号館は主に商学部と国際教養学部の学生が使用していて、国籍を問わずさまざまな学生がラウンジに滞在しています。授業について話し合いを進める人や楽しくランチをしている人など、多くの学生が思い思いに過ごしています。個人的には各棟の上階のフロアもおすすめです。場所によっては、天気が良い日に東京スカイツリーが見えて、福島県出身の私にとっては「東京だなぁ」としみじみと感じられる風景です。

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