東京有明医療大学/保健医療学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
鍼灸学科(60名)
柔道整復学科(60名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
保健医療学部の偏差値を見るプロフィール
●さまざまな技術を身に付け、ほかの医療従事者と共に活躍できる臨床家をめざす
●高度な臨床能力を身に付け、社会で活躍する医療人をめざす
●医療技術を有した信頼されるスポーツトレーナーをめざす
保健医療学部は、鍼灸学科と柔道整復学科の2学科より構成されます。
鍼灸学科は、鍼灸学の専門知識と治療技術を学びます。附属の鍼灸センターやクリニックでの臨床実習に参加するなど、鍼灸治療の一連の流れを実践し、治療効果を客観的に把握・評価できる高い臨床能力を身に付けます。
柔道整復学科は、基礎的な理論や実技を学んだ後、附属の接骨センターやクリニックで実習を重ねます。骨折実技や脱臼実技、生理学、病理学、リハビリテーション医学の実習で多くの症例に触れ、実践的な経験を積み上げます。
本学部の希望者は、鍼灸・柔道整復に加えて、アスレティックトレーナーコースと健康運動実践指導者コースの履修が可能です。
【学生数】
388名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
37名(2023年5月1日現在)
【大学院】
保健医療学研究科/保健医療学専攻[博士前期・博士後期課程]
鍼灸学科
【講義・学問分野】
整形外科臨床鍼灸学、スポーツ鍼灸学、リハビリテーション医学 など
柔道整復学科
【講義・学問分野】
解剖学、運動学、生理学、骨の損傷概論 など
学部の特色
さまざまな技術を身に付け、ほかの医療従事者と共に活躍できる臨床家をめざす
鍼灸学科では、伝統的な医療として長い歴史を持つ東洋医学の専門的な知識・技術と、現代医学の基礎的臨床的知識を総合的に学ぶとともに、これからの医療人に求められる幅広い知識やコミュニケーション能力を養うカリキュラムを編成しています。基礎医学をしっかり身に付けながら、豊富な実習体験を通じて実践力・臨床能力を高める4年間。幅広い分野の疾患、症状に柔軟に対応でき、現代医学との連携をとることができる鍼灸師を養成します。
高度な臨床能力を身に付け、社会で活躍する医療人をめざす
柔道整復学科では、科学的な視点と倫理観を備えた、思いやりのある医療人の育成をめざします。骨折・脱臼・捻挫・打撲などの治療を行うため、解剖学・生理学・病理学といった臨床系基礎科目を重視し、実践的指導を行っています。接骨院や整形外科などと密接な連携をとり、現場での実践的な臨床経験を重ね、高度な臨床能力を身に付けることで、社会に貢献できる柔道整復師を養成します。
医療技術を有した信頼されるスポーツトレーナーをめざす
本学部では、アスリートの競技活動をサポートする「アスレティックトレーナー(AT)」と、人々の健康づくりを運動を通じてサポートする「健康運動実践指導者(HFI)」の2種類の付帯教育コースを設置しています。
希望者は、鍼灸学科・柔道整復学科の科目に加えて、スポーツ現場で必要とされる知識や技術を修得することで、スポーツ選手に対して適切な治療とケアを行うことができ、医療技術を有した信頼されるトレーナーをめざすことができます。
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学べること
鍼灸学科
自然治癒力を高めるやさしい医学を学べる
本学科では現代医学の知識をしっかり修得した後、実習を通じてさまざまな鍼灸の技術を身に付け、病院などの医療機関でほかの医療従事者と共に活躍できる優れた臨床家の育成をめざしています。
【授業・講義】
アメリカ ボストン研修プログラム
1997年にアメリカの国立衛生研究所(NIH)で開かれた鍼の合意会議で、鍼治療の効果について部分的に認める声明が発表された後、鍼灸治療の効果を科学的に証明しようと多くの研究者が努力を重ねています。
本学の教育の目的の一つである「国際性に富む有為な人材の育成」のため、鍼灸学科では「アメリカ ボストン研修プログラム」を実施しています。参加を希望する学生は約1週間アメリカのボストンに渡り、アメリカで最も歴史の古い鍼灸大学院大学の講義を受けます。また、世界の鍼研究をけん引するKaptchuk先生とKong先生との学術交流を行います。
柔道整復学科
より専門的な学びを追究する卒業研究
4年次の全学生を対象に卒業研究を開講しています。柔道整復学をはじめ運動学や整形外科学、リハビリテーション医学などさまざまな医療分野の研究室があり、それぞれを専門分野とする教員が指導にあたります。学生が中心となり、興味・関心に応じたテーマを設定。文献収集や実験、アンケート調査を通して医療人に不可欠な臨床研究の進め方を学びます。毎年、教員と在学生の前で研究成果を発表し、研究業績集を作成します。
アドミッションポリシー
入学者受入方針
保健医療学部では、鍼灸学・柔道整復学を通して21世紀の国民の健康に寄与できる人材を育成するため、入学までに生命現象に興味を持ち、他者の意見に耳を傾け自分の考えを適切に相手に伝える力を修得していることが望まれ、以下の素養を有する人材を求める。
●鍼灸学科
1.あらゆる健康ステージにある人々を対象とし、鍼灸治療によって、疾病治癒の促進、病気の予防、生活の質の向上、心身の健康の保持・増進・コンディショニングなどに貢献できる人
2.鍼灸治療の効果やそのメカニズムを科学的な視点から明らかにすることに興味のある人
3.保健・医療・福祉分野やスポーツ分野で社会に貢献したいと望み、倫理を重んじ、誠実で人々に寄り添う心を持つ人
4.鍼灸学に強い関心を持ち、その学習に必要な基本的な勉強方法を身につけ、確かな知識や技術を習得するための日々の学習や反復練習を怠らない忍耐力を持ち、目標達成まで努力を惜しまない人
5.はり師・きゅう師となり、鍼灸学の発展のために、臨床家として、あるいは研究者として国際的に貢献したいと希望する人
●柔道整復学科
1.柔道整復に深い関心を有し、柔道整復師として保健医療及び福祉の分野やスポーツの分野で社会に貢献したいと望んでいる人、人の役に立ちたいという気持ちを有する人
2.物事に対して主体性を持って誠実に取り組むことができ、倫理観に満ち、思いやりのある人
3.人と人とのコミュニケーションを大切にし、人の気持ちを察することの大切さを理解できる優しさのある人、物事の多様性を理解し柔軟な心を持つ人
4.医療人として求められるコミュニケーション能力の基礎と考えられる「礼儀」を身につけていて、「礼節」を重んじる人
5.日々進歩する医学の知識を修得するために努力できる人、さらに将来の柔道整復の発展のために臨床家、研究者として国際的に貢献したいと希望する人
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都江東区有明2-9-1
アドミッションセンター
(03)6703-7000