麻布大学/卒業後の進路
誰もが知るヒット商品の開発が目標
卒業後の進路:東京アライドコーヒーロースターズ株式会社
生命・環境科学部 食品生命科学科 2019年卒業
渡部瑠さん
東京都 工学院大学附属高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
食品生命科学科での4年間の学修の中で、私たちが生活するうえで「食」が必要不可欠な存在であることをあらためて認識し、「栄養学」が大変重要であることを学びました。
進路について考えた際、食品に関わる業種に就きたい、その中でも自分が毎日口にするような食材を扱いたいと考えて就職活動をしました。その思いに当てはまったのが「コーヒー」であり、現在の会社に入社しました。
キャリア選択のポイント
自分が毎日口にする食物を扱う企業であることと、転勤がないことが会社選びの大前提でした。国内や海外への出張の機会が多い点、資格取得を積極的に支援してくれる点も入社の決め手になりました。現在は、望み通り、国内外を問わず、さまざまな場所へ出張しています。また、「コーヒーインストラクター1級」や「食品表示検定」など、仕事に役立つ複数の資格も取得できました。これからも、さらなるコーヒーの知識の向上をめざしています。
今後の夢・目標
会社はOEM(他社ブランドの製品を製造すること)を中心に行っているため、飲料メーカーを通して自分が開発を手掛けたコーヒーを市場に出すことができました。商品を開発し、市場に提供できたことは、コーヒーに関するさまざまな知識が身に付いている証拠だと感じています。今後は、誰もが知るヒット商品を開発することと、日本に50名(※)しかいない「コーヒー鑑定士」の資格取得を目標にがんばっていきます。※2023年9月現在