桐蔭横浜大学/私のイチオシ
学校のしくみがわかり、教職を学ぶおもしろさを実感

※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私はスポーツ教育学科で教職について学んでいます。現在、全国的にも教員の数が少ないことや、中学校、高校では部活動に時間を割き、しっかりとした休みが取れていない状況をどのように改善していくかを考えています。また、今後さらにグローバル化が進むと予測して、子どもたちに世界を知ってもらうために高度な知識を勉強しています。
私が教職に興味を持ったきっかけは、高校3年生の夏休みに学校が提示してくれたビデオを見たことです。ビデオの内容は、日本に働きに来た外国人の子どもたちが日本の学校で日本語が学べず、文化やモラル等を理解することなく社会に出て、結果として社会に貢献できず自国に帰るというものでした。私はその現状を知り、どうにかしたいと思うようになりました。
この学問のココがおもしろい!
学習指導要領を基に作る授業や模擬授業では、教員が児童や生徒に対して気にしていることを学び、自分が考えた学習指導案が他者の評価によって「見える化」されることに毎回ワクワクしています。また、高校生の頃はどのような基準でクラス分けが行われるのか気になっていましたが、大学の授業でクラス分けのしくみや小学校から中学校へ進学する際のしくみなどを知り、教職を学ぶおもしろさを感じています。
キャンパスのお気に入りスポット
キャンパス内のおすすめスポットはラーニングコモンズです。学生が自由に使用できる学習スペースですが、他学部の学生と交流できる場所でもあります。私の場合、法学部の学生と会話し、法学の専門知識を少し知るだけでも教員として子どもたちに教える引き出しが一つ増えます。短期的に考えると「楽しさ」があり、長期的に考えると「役に立つ」があり、ラーニングコモンズはキャンパスの施設の中でも唯一無二の場所だと思っています。