福井工業大学/卒業後の進路
建築の専門知識を生かし、安全で安定した電気供給に貢献したい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
父親が建材を扱う仕事をしており、幼い頃から家具や住宅に触れ、ものづくりの楽しさを感じていました。早く実践的な勉強がしたいと思い、高校は地元の工業高校に進学。大学も建築について幅広く学べる福井工業大学を選びました。
就職活動では、職種や就職先をどうすべきか悩みましたが、3年次の12月に学内で開催された企業説明会でさまざまな企業を知ることができ、やはり建築に関わる仕事に就きたいという気持ちを再確認できました。
また、大学のキャリアセンターの方には日頃からいろいろと相談に乗っていただき、大変お世話になりました。おかげで、第一志望の関西電力株式会社から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
3年次に地震に強い建築や都市をテーマにしている研究室に所属し、建築・都市の耐震や免震構造の研究を始めました。また、私は建築を通して人々の生活基盤を支えるインフラ業界に魅力を感じていたので、この2つを就職活動の軸に企業研究を進めました。キャリアセンターの方にも、私がイメージする仕事と企業の業務内容が合っているかを相談し、企業説明会に参加しました。
関西電力の就職担当の方からは電力業界の社会的な使命や役割、企業防災の必要性を詳しく教えていただきました。このような就職活動を通して、人々の生活基盤を支え、社会に貢献する関西電力を志望しました。
今後の夢・目標
関西電力には、建築部門があることを知らない方も多いと思います。私も就職活動前は電力会社と建築の関係についての詳しい知識がありませんでした。
企業研究を進める中で、安全に電気をつくり、送り届けるためには発電所や変電所を建設し、維持管理することがとても重要であり、特殊な建築物であるため、より高い水準の耐震設計や厳しい管理体制が求められることを学びました。
関西電力に入社した際には、建築部門の技術者として、安全で安定した電力供給に努め、生まれ育った関西に貢献したいです。